エネループが高騰中!同性能のFDK製の充電池がコスパよし。オススメはFUJITSUや東芝IMPULSE!

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最近エネループがとっても高騰してますよね。
現在調べてみるとAmazonで¥1,673もします……高すぎる!

少し前までは1000円前後で買えたのに今では約1.5倍……

しかもIKEAもAmazonBasicの充電池も気がつけば日本製から中国製に切り替わり、選択肢も減ってきてしまいました。
となるとコスパの良い高品質なニッケル水素充電池を入手するのが難しくなってしまいました。

ですが、実はエネループと同等性能の充電池をかなりお安くお得に買う方法があります。
というのも実は国産の東芝やFUJITSUの電池は同じ会社が製造していて、しかもスペックも全く同じなんです。そして値段は1000円前後とめっちゃコスパも良いです。

今回はそんなお得に買えるエネループの代わりになる同等性能でコスパ良いの電池を紹介したいと思います。

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eneloopと同等性能の電池がある理由

現在eneloopを製造しているのはPanasonicではありません。

実はFDKという富士通の子会社が製作しています。
そしてその電池をPanasonicがeneloopという名前で販売しています。

つまりこのFDKが作っている電池を買えば、ほぼ同性能ニッケル水素充電池を買うことができちゃいます。実質エネループみたいなものです!

eneloopはFDKが製造!なぜPanasonicは作ってない!?

現在eneloopはPanasonicで作っていないのにはちょっとした理由があります。
というのもeneloopは元々三洋電機の商品で、三洋電機を買収したPanasonicが製造していると思いますよね。

ただ買収時に色々な問題があったためFDKに譲渡されることになったんです。
ということで下にeneloopがFDKに譲渡される流れを簡単にまとめてみました。

eneloopの歴史
  • 2001年
    「三洋エナジー高崎株式会社」が創業
    東芝電池のニッケル水素事業を三洋電機に譲渡

    東芝電池が、ニッケル水素事業を三洋電機に譲渡して創業される。
    もともとは東芝グループの会社だったんですね。

  • 2003年
    三洋エナジートワイセル株式会社に変更

    三洋エナジー高崎株式会社と三洋エナジー貝塚株式会社が合併したので社名を変更

  • 2005年
    eneloopを販売

    三洋エナジートワイセルがeneloopを販売。
    従来製品の欠点を改良し、自然放電の少ない充電池として販売。

  • 2009年
    三洋電機がPanasonicの子会社に

    エネループの調子は良いけど、地震とか液晶の失敗とかで三洋電機が潰れかけてやばかったので、Panasonicが買収。

  • 2010年
    三洋エナジートワイセルがFDKへ譲渡される
    会社名「FDKトワイセル」に変更

    本来なら三洋エナジートワイセルもPanasonicの子会社になる予定が、独占禁止法の影響で泣く泣く三洋エナジートワイセルをFDKへ譲渡。会社名もFDKトワイセルに変更

    ちなみにeneloopブランドはPanasonicに引き継がれ、Panasonicが販売FDKトワイセルが製造することに

  • ラベル
    FDKトワイセルがFDKに吸収合併

    最終的にFDKになりました。

という経緯から実はeneloopを作っていた三洋エナジートワイセルは三洋から富士通の子会社のFDKへと吸収合併されたのでした。

しかし三洋電機はPanasonicに買収されたので、ブランドだけPanasonicが使っているという感じ。
ちょっと複雑な経緯がありますよね。

FDK純正は富士通充電池として発売

三洋エナジートワイセルはFDKに吸収合併されたわけですが、自社製品のeneloopはPanasonicに持っていかれたので自社製品がありません

ということで富士通ブランドとして富士通充電池を発売しました。
会社単位で見た場合に、eneloopの正当な後継電池って実は富士通充電池なんですよね。

型番に関しても従来のエネループはHR-3UTGだったのがPanasonicになってからBK-3MCCと大幅に変更されています。

そしてFDKから販売された富士通充電池はHR-3UTC従来のエネループと近い型番を採用しています。
こういった点からもFDKの方が後継感がありますよね。

国産のニッケル水素充電池はほぼFDK製

実はFDKが製造しているという電池は結構あります。
しかもそれを見分ける方法はとっても簡単。

日本製の物は殆どFDK製と言っていいと思います。

というのも実は国内民生用ニッケル水素充電池を作っている会社はFDK一社のみで、しかも一朝一夕で作れる事業でもありません。

ちなみに現状国産のニッケル水素充電池は以下のメーカとなります。

  • FUJITSU充電池(FDK)
  • eneloop(Panasonic)
  • IMPULSE(東芝)
  • アスクルオリジナル

現状トコログが確認できているのは以上の電池です。

ちなみにAmazonやIKEAの電池も以前まではFDKだったのですが、いつのまにか中国製になってしまいましたね。

ということでFDKの電池がほしいと思っている方は国産かどうかチェックしてみると良いでしょう。

eneloopの代わりにオススメのFDK充電池

ということで実際にeneloopの代わりになるFDK製の電池を紹介したいと思います。
ちなみに今回紹介するのは単3電池のスタンダードモデルとなっています。

富士通 充電池 HR-3UTC

まず一番にオススメしたいのがFUJITSUブランドの充電池ですね。
FDKが販売、製造している電池ということもあって、ある意味eneloopより信頼できる充電池となっています。

スペックも第4世代eneloopと同等のスペックとなっています。
トコログの実験でストロボのチャージタイムも計測してみましたが、eneloopと似たような結果となりました。

価格自体もなど大手家電量販店の通販で1000円程度で買えるのも素晴らしいですね。
しかも楽天ビックだと883円とかなりコスパが良いです(送料無料は3900円から)。

ちなみになぜかAmazonでは取り扱ってません……AmazonBasicの電池を売りたいんですかね?

メーカーFDK
形名HR-3UTC
公称電圧(V)1.2
定格容量(min.)1900mAh
外形寸法(mm)φ14.5×50.4mm
充放電可能回数2100回
容量残存率約90%
本体質量約27g

東芝IMPULSE

次にオススメしたいのが東芝のIMPULSEです。

こちらも日本製となっており、FDK製の電池だと思います。
そしてこちらの電池のスペックも第4世代eneloopと同じとなっています。

そして更に値段がなんとビックカメラではFUJITSUよりも安く880円という激安価格で購入が可能です。
しかもビックカメラの公式通販なら送料無料というのもポイントですね。

ただ注意点として、少し前まではIMPULSEも中国製だったので、間違えて古いIMPULSEを買わないように注意してください。

メーカー東芝(IMPULSE)
形名TNH-3ME
公称電圧(V)1.2
定格容量(min.)1900mAh
外形寸法(mm)φ14.5×50.5mm
充放電可能回数2100回
容量残存率約90%
本体質量約27g

アスクルオリジナル 充電式・ニッケル水素電池

地味にオススメなのがアスクルオリジナルの充電池。
こちらもFDK製の電池となっています。

スペックに関しては充電回数は第4世代eneloopと同じなのですが、容量残存率の記載がないので同等の製品なのかは分かりません。

個人的にはFDK製なので問題ないと思っています。
しかし値段が959円とIMPULSEやFUJITSUと比較して安い訳ではないので、すこし微妙にも感じます。
ロハコで良く通販をする人は買いやすくていい商品だと思います。

デザインも少し変わったいて可愛くていい感じですよね。

メーカーアスクルオリジナル
形名HR-3STD-ASK
公称電圧(V)1.2
定格容量(min.)1900mAh
外形寸法(mm)φ14.5×50.5mm
充放電可能回数2100回
容量残存率不明
本体質量約26g

東芝 ニッケル水素充電池

東芝のIMPULSEじゃない謎のニッケル水素充電池です。
しかも公式サイトにも記載のないので尚更怪しい電池。

しかしロハコなどで取り扱いがあり、日本製でスペックに的には第一世代eneloopと同じなので旧AmazonBasicや旧IKEAの電池と同等の充電池なのではないかと思います。

そして価格がめちゃ安い!8本セットで¥1,206で買うことができます。
AmazonBasicの8本セットよりも安いのにFDK製。コスパが素晴らしいですね。

ただスペックが第一世代ということで繰り返し充電回数が1000回と現行モデルの半分で、旧AmazonBasicと同じ電池っぽいですよね。
その場合は充電池の内部抵抗が高くストロボのチャージタイムが遅い可能性があります。

普通に使う分には全然問題ないと思いますが、大電流を素早く流して使いたいという用途には不向きと言えます。ストロボやミニ四駆など。

逆に一般的な用途で沢山の本数が欲しいって場合にはかなりオススメなんじゃないでしょうか。

メーカー東芝
形名TNH-3WB
公称電圧(V)1.2
定格容量(min.)1900mAh
外形寸法(mm)φ14.5×50.5mm
充放電可能回数1000回
容量残存率不明
本体質量約26g

まとめ

ということで今回はFDK製のニッケル水素充電池を紹介してみました。

現状エネループが高いのですが、他のFDK製のバッテリーは1000円前後の値段で買えるのでおすすめです。

他にも東芝の謎電池はAmazonBasicと比較してもかなり安いのでとにかく安いのが欲しいって人におすすめですね。

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トコロ

無職だけど一生懸命生きています!
岐阜県在住の無職のブロガー。
主に製品やウェブサービスのレビューをしてます。

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コメント

  1. 匿名 より:

    いい記事をありがとうございます。
    わかりやすくて正確でとても参考になりました。

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