どうもこんにちはトコログです。
みなさんラジオスレーブって何を利用していますか?トコログはGodoxの製品を好んで使っています。
そんなGodoxのラジオスレーブもフラッシュトリガー(トランスミッター)が3種類になり、どれを買えば良いのか選択するのが若干難しいですよね。
ちなみにトコログは現状X2Tをメインに使っています!でも人によってはX2T、Xproが良いのかは人それぞれ。しかもX2TとXproは値段も近いし、どっちが良いんだろうか悩む人も多いと思います。
という事で今回はGodoxのフラッシュトリガーの違いを簡単に比較してまとめて見たので参考までにどうぞ!
Godoxのフラッシュトリガー3種
現在GodoxからはXシステム対応のフラッシュトリガーは3種類発売されています。
実際にはXT16(ちょっと古い)やXT32(技適なし)もありますがポピュラーな3つ絞りました。
どのシリーズも互換性があり、TT600、AD200など人気のストロボをレシーバー無しで発光させる事が可能です。
ちなみにフラッシュトリガーにはそれぞれのカメラメーカー別に出ていて末尾のアルファベットで自分のメーカー製品を選びましょう。
ではそれぞれどういった特徴を持った商品なのか紹介していきたいと思います。
Godox X1Tシリーズ
X1TシリーズはXシステムで最初に登場したフラッシュトリガー。
TTL、HSS(ハイスピードシンクロ)、マルチ発光に対応でさらに技適マークにも対応!
それでで5000円前後の価格で買える商品と言うことで大人気の商品に。
X1TのおかげでGodoxの製品は市民権を得たと言っても過言ではないでしょう。
しかし一番最初の機種という事もあり、今となってはXproやX2Tに比べ操作性が悪かったりもします。
それでも基本的な機能は同じで、Xproには無いホットシューが付いますのでECM200を使うユーザーはあえてX1Tを選ぶ人もいました。
しかし後継機のX2Tが出たの、現状ではXproかX2Tを選ぶのがオススメ。
ちなみに値段は一番安いので予備や2台目のフラッシュトリガーとしてオススメです。写真教室などでも良く使われるとか。
Godox Xproシリーズ
X1Tの次に発売されたのがこのXproシリーズ。
デザインが一新され、大画面になり、ボタンの数も増え操作性が一段と良くなりました。
特にグループの選択が直接できるようになり、素早い光量調整が可能になりました。さらにTCM機能が搭載されTTLからマニュアル調整できる便利機能も増えたりとかなり進化を遂げています。
もちろん、その分サイズが大きくなり、ホットシューが無くなったりと若干のデメリットが有りましたが、その圧倒的な操作性でXproシリーズを選択する人が増えました。
とにかく使いやすさ、視認性の良さを重視したい人にオススメです。
Godox X2Tシリーズ
Xproシリーズが発売された後に、なんとX1Tの後継機とも言えるX2Tシリーズが発売。
X1Tの後継ということで、形状はX1Tのデザインを踏襲しつつも、グループ選択ボタンを導入され操作性が良くなりました。
メニューのUIもXproシリーズと同じ物を採用し、直感的に操作が可能に。
さらにホットシューがついており、ロック機構がレバー式になったりとXproに比べ優れている点もあります。
しかし画面に表示できるグループ数は3グループのままなので、Xproほどの操作性を得られる訳ではありません。
そしてなんとBluetooth経由でスマホから専用アプリでストロボを使った撮影ができたり、光量の調整も可能となりました。テザー撮影などで手元にカメラがない場合には非常に便利な機能です。
サイズも四角くコンパクトなのでカメラバッグの収まりが良いのもポイントですね。
スペックの違い
それでは次にそれぞれスペックではどれくらい違うのか比較してみましょう。
X1T | XPro | X2T | |
TTL | ○ | ○ | ○ |
マルチ発光 | ○ | ○ | ○ |
HSS(ハイスピードシンクロ) | ○ | ○ | ○ |
AF補助光 | ○ | ○ | ○ |
後幕シンクロ | ○ | ○ | ○ |
TCM機能 | × | ○ | ? |
RFID(01~99) | ○ | ○ | ○ |
グループ | 5 | 16 | 5 |
チャンネル | 32 | 32 | 32 |
USB端子 | MicroUSB | Type-C | Type-C |
シンクロ端子 | PC | 3.5mm | 3.5mm |
ホットシュー | ○ | × | ○ |
周波数 | 2.4G | 2.4G | 2.4G |
サイズ | 72×75×52mm | 90×58×50mm | 72×70×58mm |
重さ | 100g | 80g | 90g |
ボタン数 | 4 | 14 | 9 |
※上記の表はSONY用のスペックとなります。
※X2TのTCM機能は仕様表に記載があるのですが、説明書には使用方法が記載されておらず実際に使う方法がわかっていません。
表を見てみると、機能的な事では大きな差がないのが分かると思います。
しかしXproはボタン数が圧倒的に多いです。逆にX1TとX2Tにはホットシューがありますね。さらにX2TはX1Tに比べボタンも増えています。
結局どれを選べばいいのか
操作性や視認性を重要視するならXpro!もしくはX2T
やはり操作性は重要です。
そして操作性で選ぶとなるなら、Xproがオススメ。
やはりボタン数が14と圧倒的に多く、液晶も2倍近く大きいので1つの画面に表示できる情報量(5グループ表示可能)も違います。
他にもTCM(TTLの光量を取得しマニュアルで調整)があるのでTCMを多用する人には便利です。
とはいえ、X2Tも進化しボタンが5つ増えグループの選択が簡単になりました。さらにメニュー画面も改善されかなり使いやすいです。
さらにホットシューがレバー式になって取り外しが簡単になり、Bluetooth経由で光量調整ができるのでテザー撮影で活躍します。
オンカメラやEC200を載せるならX2TもしくはX1T
X2TとX1Tにはホットシューが搭載されています。
なのでAD200をオンカメラで使えるEC200や外部モニターを乗せたりする人は、ホットシュー付きのものを選択する必要があります。
他にも複数のフラッシュトリガーを使いたい場合にX2Tの上に別のフラッシュトリガーをつけることが可能です。
そういったすこし変則的な使い方をする人にはX2Tがオススメです。
値段で選ぶならX1T
意外と重要なのが価格!
X2Tが発売されX1Tをスペック的な理由で選ぶ事は殆どなくなりました。
しかしX1TはX2TやXProに比べ2000~30000円ほど安いです。
しかも台数がかなり出回っているので中古なら更に安く購入することができます。
とにかく安く済ませたい!予備のフラッシュトリガーを安く抑えたいって人にはオススメです。
もしくは2台めのカメラに付けておくのもありですね。
まとめ
という事で今回はGodoxのフラッシュトリガーについてまとめてみました。
やはりXpro、X2T、X1Tの順番でオススメですね。とはいえそれぞれに特徴があり自分の使い勝手に合わせて選ぶと良いでしょう。簡単にまとめると
個人的にはX2TのBluetoothは俯瞰撮影で便利なので意外と気に入ったりしています。
自分の撮影環境に合わせて使いやすいフラッシュトリガーを選ぶと良いでしょう。
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