どうもこんにちはトコログです。
今回は電動剪定バサミについて紹介したいと思います。
実はトコロ家は柿農家なのですが、冬になると枝を切って整える剪定作業をする必要があります。
しかも200本近い数の柿の木を剪定するので、結構腕や握力にダメージがきます。
ということで少しでも剪定の疲労を軽減するためにKebtek 電動剪定バサミを購入してみました。
使ってみて思ったのがめちゃくちゃ切るのが楽です!
特に手動で切るのは大変な太い枝がスパスパ切れるのはめちゃくちゃ便利。
ただ普通の剪定作業に関してはノコと剪定バサミの方が良いかなと思いました。
ただ剪定より大変な剪定後の枝の処理がはめちゃくちゃ早くなったのでそういった使い方が良いんじゃないかと思います。
今回はそんなKebtek 電動剪定バサミをレビューしていきたいと思います。
Kebtek 電動剪定バサミ
今回はKebtekコードレス 充電式剪定ばさみ16.8Vモデルの製品を購入しました。
他にも電動剪定バサミの選択肢はありましたが、価格や重量など色々と考えてKebtekの電動剪定バサミをチョイスしました。
今回は剪定後に落ちた枝を払う目的で購入。正直剪定も電動でやりたいならバッテリーが別になっているタイプが良いと思います。
Kebtek 電動剪定バサミのスペック
重量 | 880g(電源含む) |
---|---|
本体材質 | ABS |
刃材 | SK5高炭素鋼 |
動作電圧 | DC 16.8V |
最大電力 | 500W |
充電電圧 | AC100-220V 50-60Hz |
電源容量 | 2000*2個 |
せん断直径 | 20~25mm |
充電時間 | 2~3時間 |
作業時間 | 6~8時間 |
Kebtek 電動剪定バサミをレビュー
それではさっくそKebtek 電動剪定バサミをレビューしていきたいと思います。
まずこちらが購入した状態です。プラスチック製の専用ケースがあるので持ち運びに便利ですね。
付属品は以下となっています。
- バッテリー 2本
- 充電アダプター
- 取扱説明書
- 工具類
- 油差し(空容器)
ちょっとした整備用の工具なども入っているので結構親切。
そしてバッテリーも2本あるので1本切れても安心して使えます。
こちらがバッテリーを付けた状態となります。
実際に見てみると結構でかいですが、重要は880gと電動剪定バサミの中では割りと軽い部類に入ります。
とはいえ1kg近い重量物を持って剪定作業するのはなかなかに大変な印象。
こちらはスイッチとバッテリー残量が分かるようになっています。
刃は片刃式の一般的な剪定バサミと同じ形状となっていますので、剪定バサミと同じような感覚で使えると思います。
バッテリーは専用の充電器で2本同時に充電することが可能。
充電時間は2~3時間と少し長いですが、一本で6~8時間ほど使用できるので使い終わった後に充電しておけば問題ありません。
実際にトコログが使用すると、一日では一本も使い切らないので充電はかなり余裕がありました。
操作方法に関しては基本的にトリガーを使って操作します。
まず電源ボタンでオンにしたらトリガーを2回引くと刃が開いて、切れるようになります。
普通にそのまま切る場合は1回トリガーを引くと切れます。
刃の開く角度を変更する場合はトリガーを引きっぱなしにするとピーって音がしたら変わります。
そして刃を閉じる場合もトリガーを引きっぱなしにして2回ピー(約5秒)という音がしたら閉じることができます。
意外と操作面は簡単です。ただ個人的には刃を閉じるのに結構時間がかかるのがすこし不便でした。なのでトリガーを引いて刃を閉じて、電源ボタンでオフにしてしまう場合が多いですね。
※一度トリガーを引ききると、一気に切ってしますので指の怪我だけには注意して運用しましょう。
実際に枝を切ってみる
早速ですが実際に切ってみました。
殆ど力を使わずスパッときれました。剪定バサミでもこの太さだと結構力がいるのですが、スパッと切れて気持ちがいいです。
こちらの木は植え替えの為に伐採をするので、先に枝を全て払います。その作業も電動剪定バサミでやってみました。
こちらもバッサリと綺麗に剪定できました。
丸坊主にする作業では大活躍してくれます。
次は大量に切った庭木の枝払いをしていきます。
こういった沢山の枝を一気に払う作業はかなりいい感じで、かなりの時間短縮に感じます。
太い枝も簡単に切ることができるので、めちゃくちゃ便利です。
実際に使ってみた感想
パワフルで太い枝も簡単に切れる
電動剪定バサミということも、とにかくパワフルで手動の剪定バサミとは比較にならないくらい簡単に切ることができます。
なので太い枝をバンバン切りたい時に大活躍してくれます。
これが手動の剪定バサミやノコギリだと腕が筋肉痛になること間違いなしです。
特に放置してしまった庭木は太い枝が結構多いので、電動剪定バサミが活躍してくれました。
他にも梅など硬い木(マジで硬い)の剪定ではすごい活躍でした。
大量の果樹の剪定作業では重くて使いにくい
柿の剪定に使ってみた感じではすこし使いづらい印象。
というのも柿の剪定では、庭木の剪定に比べ細い枝を沢山落としていく感じなので、880gの剪定バサミは重く、かなりの筋トレ作業です。
それに比べトコログが使っている剪定バサミは220gと軽いので、取り回しがしやすいです。
それと栽培面積もそこそこあるので、かなり歩きます。剪定作業自体で8000歩近い数になるので、重たいハサミを腰から下げて歩くのも結構な負担となります。
なのでやはり従来どおり荒目のノコギリと、手動の剪定バサミの方が柿の剪定作業では向いていると感じました。
操作が微妙に不便
使っていて操作がすこし不便に感じる点がありました。
それが刃を閉じるのに5秒間、トリガーを引き続けるというものです。
やはり剪定作業中は三脚(脚立)を使う頻度が多いので、そのときは一旦刃を閉じて腰袋にしまうわけですが、そのたびに5秒間押し続けるのは結構手間というか時間のロスを感じます。
個人的には刃を閉じる操作をもう少し簡単にしてくれたほうが嬉しいなと思いました。
剪定後の枝を払う処理で大活躍
ということで、剪定作業ではすこし使いづらいなというのが個人的な意見ですが、その後の後片付けで大活躍してくれました。
そして実は剪定作業で一番大変なのがこの片付け作業なのです。
というのも落とした枝をノコギリで切るのって意外と大変で、姿勢が厳しく片手で枝を抑えていても動いてしまうのでなかなかスムーズに切ることができないんですよね。
しかも剪定作業で枝を落とすより、片付けで枝を切る量のほうが多かったりするので、結構な大仕事になります。
そこで電動剪定バサミなら太い枝も簡単にスパスパ切れて便利。しかも腕を持ち上げる事もすくないので腕に負担を掛けずに沢山の枝を落とすことができます。
おかげで後片付けの作業時間はかなり短縮できました。もう正直これ無しで作業は考えられないってくらい効率的で気に入っています。
一見すると剪定作業で使いにくいならそこまで便利ではないという印象を持ってしまうかもしれませんが、後片付けを含めた全体的な作業でみるとめちゃくちゃ貢献度が高いです。
まとめ
ということで今回はKebtek 電動剪定バサミをレビューしてみました。
個人的には買って大満足の商品です!正直値段以上の働きをしてくれたと思います。
これが無ければ後片付けの作業は数倍時間が掛かっていたと思いますよ。
個人的に柿の剪定に限っては、剪定バサミ+ノコギリがフットワークが軽くて良いと思いますが、全体的の作業量でみてもかなり効率化に貢献してくれています。
手作業のほうがいい場合と電動のほうが優れている箇所があるので、そのどちらも取り入れて作業の効率化をしていくのが大事なんだなと思いました。
もし興味がある方は一度チェックをしてみてはいかがでしょうか。
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