どうもこんにちはトコログです。
今回はSOUNDPEATSさんから新製品SOUNDPEATS Air4のサンプル品を提供していただきました。
実は前々からインナーイヤー型のイヤホンを作ってるイメージがあって結構気になっていたメーカーさんなのですが、この度は連絡を貰って新製品のレビューを依頼されました。
もちろん正直にレビューをして良いという事なので自分が感じた良かった点、気になった点を紹介したいと思います。
ちなみにトコログはカナル型よりも絶滅危惧種のインナーイヤーの方が気に入っていて、SOUNDPEATS Air4もインナーイヤーでめっちゃ嬉しい。
実際に使ってみてもインナーイヤーの快適なつけ心地、圧迫感のない自然な開放感がとても良かったです。音質に関してもインナーイヤー型ならではの開放感がある感じでがたまりません。
この快適な感じがとても気に入ってサンプルを頂いてから毎日気に入って使っています。電池の持ち悪くないので家で長時間付けっぱなしにするときにはとっても使いやすいですよ。
今回はそんなSOUNDPEATS Air4について紹介したいと思います。
SOUNDPEATS Air4
クーポンコード: AIR4BLGALL
期間 2023/07/07 ~07/16 23:59 JST
今回サンプルの提供してもらった機種はSOUNDPEATS Air4というSOUNDPEATSから新発売されるイヤホンとなります。
発売日は2023年7月7日の七夕の日で、価格は8,980円となっています。SOUNDPEATSの製品はコスパが良いのが特徴ですが、今回の製品の機能を考えるとかなりコスパが良いと言えるんじゃないでしょうか。
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SOUNDPEATS Air4の特徴
まずはSOUNDPEATS Air4の特徴を紹介させてください。
- aptX Lossless/Snapdragon Soundに対応
- アダプティブANC対応
- マルチポイント接続にも対応
- 低遅延ゲームモード
- 専用アプリによる音質設定の調整が可能
- 持ち運びが楽な軽量小型ケース
この中で特にaptX Lossless/Snapdragon Sound、アダプティブANC対応、マルチポイント接続はかなり注目ポイントなのではないでしょうか。
aptX Lossless/Snapdragon Sound
まず目玉機能はなんといってもaptX Lossless対応。
まさかBluetoothでLosslessが聞ける時代がくるとは思っていませんでした。
この機能はクアルコムのSnapdragon Soundを使っていてSOUNDPEATS Air4では最新チップの「QCC3071」を採用しています。
このaptX Losslessは44.1kHz/16bitのロスレスで伝送ができ、ハイレゾにも対応(こっちは圧縮)しています。
アダプティブANC
インナーイヤー型の開放型イヤホンなのにも関わらず、アダプティブANCというノイズキャンセリング機能が搭載されています。
ノイズキャンセリング機能と言えば、一般的にはカナル型など密閉するタイプがほとんどですがSOUNDPEATS Air4は世にも珍しいインナーイヤー型のノイズキャンセリング対応イヤホンとなります。
マルチポイント接続にも対応
マルチデバイスでワイヤレスイヤホンを使う人にとっては必須となりつつある機能がマルチポイント接続。
普通の場合、別のデバイスに接続する度に再接続が必要となります。しかしマルチポイント接続なら同時に接続することが可能です。
タブレット、スマホなど複数の機器で使う際にとっても便利な機能となっています。SOUNDPEATS Air4は2台同時につなぐことができるのでとても便利。
SOUNDPEATS Air4のスペック
接続方法 | ワイヤレス |
---|---|
形式 | インナーイヤー型 |
本体操作 | タッチ |
ドライバー方式 | 13mmダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz—20KHz |
対応コーデック | aptX Lossless/aptx adaptive/aptx/AAC/SBC |
Bluetoothチップ | QCC3071 |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.3 |
最大持続時間(単体) | 6.5時間 |
最大持続時間(本体) | 26時間 |
重量 (単体) | 4g |
重量 (本体) | 38g |
サイズ (単体) | 18.3*19.1*34.4mm |
サイズ (本体) | 53.5*24*58mm |
充電時間 (単体) | <1.5時間 |
充電時間 (本体) | <2時間 |
充電コネクタ | USB Type-C |
ゲームモード | 対応(88ms 低遅延) |
アクティブノイズキャンセリング(ANC) | 対応 |
通話ノイズリダクション | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
専用アプリ | 対応 |
防水性能 | IPX4 |
SOUNDPEATS Air4をレビュー
それでは早速SOUNDPEATS Air4をレビューしていきたいと思います。
こちらが箱となっています。
中には説明書とSOUNDPEATS Air4の本体のみとシンプルな中身となっていました。と思ったら箱のそこから充電用のUSB-Cのケーブルがでてきました。
こちらが本体のケースとなっています。表面はサラサラとしたマットな質感となっています。
そしてサイズがとても小さくて驚きました。自分が持ってるワイヤレスイヤホンの中でも一番小さいのでこれは嬉しいポイントですね。
裏面のヒンジの部分にはとSOUNDPEATSと書かれた文字が銅色の光沢がいい感じです。
下部にはUSB-Cの充電用端子があります。回りが光沢感のあるブロンズなメッキがオシャレでいい感じですね。最近はほとんどの機材がUSB-Cなので充電がしやすいのがありがたいです。
ただQiなどの充電には対応していないので、置くだけ充電に慣れている人からするとすこし物足りないかも。
ケースを開けるとイヤホンが収納されています。
この収納の方法はコンパクトに収まるのでケースが小型化できて良いとは思ったのですが、今まで使っていたイヤホンと逆向きなので少し戸惑いました。
でも一週間も使っていると普通に慣れてしまうのに戸惑うこともありませんでした。
こちらはイヤホン本体の外観。
形状はインナーイヤータイプでEarPodsに似た形状となっています。
個人的にこの形状は着けていて疲れないですし、カナル型みたいに密閉されないので開放感もあってかなり気に入ってます。
実際に使ってみる
まずいつも自分が使っているスマホと接続して使ってみました。
ペアリング自体は本体を開くとLEDが点滅しているのでスマホ側で接続します。
接続先をリセットしたい場合は蓋開いてケースのボタンを長押しでできます。
次はスマホのBluetoothを一度オフにしてPCと接続することで、マルチポイント接続ができました!
このマルチポイントのおかげで次からはスマホとWindowsの両方同時に接続が可能となりました。おかげでWindowsで音楽を聞きながらスマホに着信が来てもそのまま電話にでたりすることが可能です。
操作方法
操作方法は基本的にタップと長押しで操作します。
再生/一時停止 | どちらかのイヤホンを2回タップ |
音量を下げる | 左のイヤホンを1回タップ |
音量を上げる | 右のイヤホンを1回タップ |
曲送り | 右のイヤホンを長押し |
ANCモード/ノーマルモード | 左のイヤホンを長押し |
ゲームモード | 左のイヤホンを長押し |
音声アシスタント | 右のイヤホンを長押し |
電話を受ける/切る | どちらかのイヤホンを2回タップ |
着信を拒否 | どちらかのイヤホンを長押し |
そしてこのSOUNDPEATS Air4の面白いと思ったのが耳からイヤホンを外しても再生が止まらないことです。
最近のワイヤレスイヤホンはほとんど耳から外れると音楽再生が止まる事が多いのですが、この機能が正直邪魔に感じる事って多いんですよね。
イヤホンって長時間付けているとちょっと外して位置調整したなーってときでも再生が止まってしまってしまうのが個人的に不満に感じていたので、再生が止まらないのは逆に良いなって思いました。
音楽を聴いてみる
スマホから適当にyoutube musicで音楽を聞いてみました。
本来ならロスレス音源を聴いたほうが良いと思うのですが、トコログは現在ロスレスに対応したスマホ(Snapdragon 8gen1以降)を持ってないので普通のaptx、AACの接続で使っています。
あと音に関しては素人なのでざっくりとした意見として聞いてもらえればと思います。
まず感じたのは、インナーイヤー型にしては低音がかなり強調されている印象を受けました。やはりドライバーサイズが13mmでイヤーポッズに似た形状ということで、とにかく低音が目立つ印象です。
逆に高音域に関しては一般的なインナーイヤーと比較するとすこしこもったような感じで抜けが悪い印象ですね。ただ一般的なカナル型よりは広がりがあり人によってはクリアに聞こえると感じる人もいるかもしれません。
すごい簡単にまとめるインナーイヤーとカナル型の中間でぶっちゃけるとEarpodsに近い音の傾向です。
ということで低音に関してはとてもいい感じだったのですが、高音域が埋もれてしまっている印象があったので、イコライザー機能を使用して調整してみました。
イコライザにも色々とプリセットがあったのですが、なかなかバシッとハマるのが無かったので自分で好みの設定してみました。
個人的には10khz帯あたりがガクッと抜け落ちている印象があったので7kをかなり強引に持ち上げてみたらすごいいい感じに。
急にインナーイヤーらしい音に変わってとっても大満足です。
トコログはNICEHCK EB2Sという有線イヤホンを好んで使っているくらいなので、ちょっとそっちの音にに引っ張られちゃったてのもあります。
ワイヤレスイヤホンはアプリで音の味付けを自分好みにカスタマイズできるのはすごい良いポイントだなっておもいました。
ゲームモードを試してみる
次にipad proに接続して、ゲームモードを試してみました。
遅延がかなり減るという噂なので、せっかくなので音ゲーができるか試してみることに。とりあえずデレステでどれくらい遅延がでるかチェックしてみました。
まず普通の状態でタイミングの調整をいれてみると数値は26でした。スピーカーで遊ぶと0~2程度なのでかなりズレているのが分かると思います。
これだけズレているとタップ音がゲーム音とずれまっくて違和感がすごいです。
次はゲームモードで試してみると26から14とかなり低減されたのがわかります。これなら遊べるかも?と思って試してみましたが、やはりゲーム音とタップ音のズレが気になってしまいますね。でも明らかに遅延は減っているのでタップ音をオフにすることでなんとか遊べるかもって感じですね。
ということで音ゲーは正直厳しかったのですが、そこまで音ズレがシビアじゃないならゲームモードを使うことで結構快適に遊べると思いました。
アダプティブANCを試してみる
最後にアダプティブANC機能も試してみました。正直インナーイヤーでノイズキャンセリングができるのか不思議だったのでどうなるか楽しみでした。
そして実際に使ってみた結果ですが……残念正直あまり効果はないように感じました。
なんていうか薄っすらノイズが減ったような感覚はあります。
でも普段からカナル型のノイズキャンセリングを使っているとかなり物足りなさを感じてしまうのが正直な感想ですね。
それとインナーイヤーということで、耳との相性がかなりシビアなんだと思います。もしかしたら私の耳との相性が良くなかった可能性もかなり高いです。
ただノイキャン性能を重視したいという方はSOUNDPEATS Capsule3 Proなどカナル型を選ぶ方が幸せになせると思います。
使ってみた感想
その後実際にSOUNDPEATS Air4を一週間ほど使ってみました。
私は基本的に机の前にいる時は常にLo-Fi hiphopをBGMにしてイヤホンで聞いているようなスタイルなのでワイヤレスイヤホンもかなり使います。たぶん毎日8時間くらい使っています。
そして実際に使ってみて良かった点や気になった点が見つかったので感想を紹介したいと思います。
- インナーイヤーとワイヤレスの組み合わせが最高すぎる
- マルチポイント接続のおかげでPCとスマホで快適に使える
- アダプティブANCは個人差が激しそう
ずっとイヤホンを付けっぱなしにできるくらい快適
個人的に嬉しいのはやはりインナーイヤー型という事ですね。世間一般ではカナル型が主流ですが、デスクワークや家での利用など静かな環境で使う分にはインナーイヤー型のほうが好きです。
インナーイヤーは耳の穴を塞がないので回りの環境音もしっかりと聞こえ、圧迫感がなくつけ心地がとても良いです。おかげで長時間付けていて気にならないのでBGMを聞きながら長時間作業をしたりするのに向いています。
しかもバッテリーが6.5時間も持つのも魅力的で、これだけ長時間持てば一日の作業で0~1回の充電で済みます。
今まで使っていたワイヤレスイヤホンだと充電が4時間で切れるので離席する度にこまめに充電していたのですが、それをしなくて良いのでほとんど付けっぱなしにしていることが多くなりました。
マルチポイント接続は一度体験すると便利すぎて戻れない
やはり複数デバイスを使う人にとっては絶対に欲しいと思う機能がマルチポイント接続。
個人的にはワイヤレスイヤホンを購入する上で一番重要視しているポイントです。
それくらいマルチポイント接続は便利。非対応のイヤホンを使っていた時はPCとスマホと接続する度に再設定の儀式が必要だったので、気がつけばPC専用やスマホ専用として運用するのが当たり前になっていました。
しかしこのマルチポイント接続に出会ってからはPCもスマホも一度繋いでしまえば、わざわざ切り替える必要がなので圧倒的に便利。
このマルチポイント接続を体験してしまうと便利すぎて戻れなくなりますね。
アダプティブANCは個人差が激しそう
ノイキャン性能は正直なところ私の耳ではあまり効果を感じることができませんでした。
ただこれは多分イヤホンの形状と耳の形状のフィット具合が大きく影響が出ると思います(予想)。
試しにAir4を装着した状態で上から密閉型のヘッドホンを被せ、ANCのオン・オフを切り替えてみるとそれなりに効果を感じることができました。
なのでやはり耳を密閉するように装着することができたらもう少しノイキャン性能が上がる気がするんですよね。
なのでもしかしたらAir4のANCは個人差が大きく出るんじゃないかなと思いました。
まとめ
ということで今回はSOUNDPEATS Air4をレビューしてみました。
初めてSOUNDPEATSの製品を使ってみましたが、機能性や装着感はかなり満足度が高いです。これだけ機能が盛りだくさんなのに価格は1万円を下回っているんですからかなりの驚きです。
個人的にはインナーイヤーとマルチポイントの組み合わせがすごく良いです。意外とこの組み合わせのイヤホンって少なくて(インナーイヤーは廉価版が多い)、これだけ機能が詰め込まれたインナーイヤーを発売してくれて本当に嬉しいです。
もし性能の良いインナーイヤー型イヤホンを探しているって方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。それと30%オフになるクーポンも頂いているので、購入する際はぜひ使ってください。
クーポンコード: AIR4BLGALL
期間 2023/07/07 ~07/16 23:59 JST
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