どうもこんにちはGODOX大好きトコログです。
しかし今回はNEEWER製品を買いました。NW400Sっていう超小型のクリップオンストロボです。
……どうみてもGodoxのTT350Sと同じものですよね。
なぜかNEEWERってGODOXの製品のOEMをいくつか出してます。
しかもGODOXより安いんですよね。
今回たまたまNW400Sが8000円くらいで売っていたので、勢いで買ってしました。
あと実は結構前にニッシンのi40を全然使って無くて手放してしまったのですが、いざ無くなってみると小さいストロボって結構欲しくなっちゃうんですよね。
ちなみにこのストロボめっちゃ良かったです。やっぱ小さいストロボは取り回しや軽さが良いですよね。
という事で今回はNEEWER NW400S(Godox TT350S)をレビューしていきたいと思います。
NEEWER NW400S(Godox TT350S)
今回購入したのがNEEWER NW400S(Godox TT350S)です。
SがついているのでSONY用のモデルとなっています。
そして買ってから気がついたのですが……この商品だと技適マークが付いていません……
やってしまった……Godox製品は技適付いてるからすっかり忘れていました。
とはいえマスター機能を使わなければセーフ(たぶん)!
という事でNW400Sのレビューしますが、基本的には技適付きTT350Sを買うのをオススメします。
しかも楽天だとNW400Sと大差ない金額ですしね。トコログは完璧に買い物ミスしてしまいました^^;
NEEWER NW400S(Godox TT350S)のスペック
商品名 | NW400S |
メーカー | NEEWER |
対応カメラ | ニコン、キヤノン、ソニー、富士、オリンパス (末尾N、C、S、F、O) |
ガイドナンバー | 36(m ISO 100)1/1 output @105mm |
照射角度 | 24 to 105mm(14mmワイドパネル付き) オートズーム、マニュアルズーム |
ヘッドの角度 | 垂直:-7 to 90 ° 水平: 0 to 270 ° |
フラッシュ発光時間 | 1/350〜1/20000秒 |
露出モード | TTL、マニュアル |
調光補正 | ±3段 1/3ステップ |
ハイスピードシンクロ | 最大1/8000秒まで |
マルチフラッシュ | 最大 90回、99Hz |
ワイヤレスフラッシュ機能 | マスター、スレーブ、OFF |
制御可能なスレーブグループ | 3 (A、B、C) |
送信範囲(約)2.4GHz無線 | 30m |
チャンネル2.4GHz無線 | 16 |
電源 | 単3形電池2本 |
チャージタイム | 0.1-2.2秒(ニッケル水素電池) |
フル発光回数(最大) | 約210回(ニッケル水素電池) |
パワーセーブ | あり |
シンクロトリガーモード | ホットシュー、光学トリガー |
サイズ(縦 x 横 x 高) | 140 x 62 x 38 mm |
重量 | 200g |
NEEWER NW400S(Godox TT350S)をレビュー
ではさっそくNW400S(TT350S)をレビューしていきたいと思います。
まずこちらが箱となります。
以上となっています。
端子カバーやディフューザーが付属しているのは普通にありがたいですね。
特に端子カバーはSONYユーザーとしては嬉しい限りです。
ただこのケースはかなり微妙。
このケースってTT600買った時に付いてきたケースと全く同じやつです。なのでTT350ではブカブカすぎます。まぁこの辺りはコスト的にしょうが無いのかもしれませんね。
それでは早速本体を見ていきましょう。
こちらが本体となります。
写真じゃ分かりづらいと思いますがとってもコンパクトでかわいいです。
まず本体正面。前面にはAF補助光と光スレーブの感知パネルがあります。
サイド部分に関しては片側にバッテリー用の蓋があるだけでのシンプルな構造です。
バッテリー部にはMicroUSB端子があるので、ファームウェアアップデートも可能となっています。
背面は4ボタンにセレクトダイヤル、セットボタン、テスト発光、電源ボタンとなっています。
操作感としては若干の慣れが必要だと思いますが、意外と簡単に操作ができます。
特にGODOXのストロボを使っている人なら簡単に操作できると思います。
ただファンクション系の設定だけは非常にわかりずらいので、この辺りは説明書が無いと結構苦労しそうですね。
ホットシュー部分に関してはクルクルと回すタイプ。
個人的にはX2T-Sのレバー式に慣れているのでこのクルクル回すのは少し残念。
しかしマルチインターフェースシューの形状は途中に切り欠きの無いフラット形状。
通常のマルチインターフェースは途中で切り欠きがる場合が多いのですが、これがフラットな形状となり扱いが結構楽になりました。
実際に使ってみた感想
という事でNW400Sを使ってみました。
今回は技適マークが無いということで、カメラに載せた状態とスレーブ側の運用となります。マスターとしても使いたいって人はGODOX製を買いましょう。
今回はα6400に乗せて適当に遊んでみました。
バランスがとっても良いですね!α6400は小型なカメラなので小さいストロボが合います。
という事でバナナを壁バウンスでパシャリ。
右方向の白いカーテンに対してバウンスしてみました。まるで自然光で撮ったかのような雰囲気。
ちなみにこの写真は夜に撮っていますが被写体がバナナというのもあって朝撮ったように見えますよね。
次はブログ用に撮ったFILCOのウッドリストレストの1枚。
これは室内で天井バウンスを使って取りました。小型軽量で取り回しが良いので、適当にパッと撮りたいときに使い勝手が良いです。
ブログ用にパッとバウンスで撮ってパッと記事に盛り込みたいなんて時に結構便利でした。
普段はマニュアルがほとんどですが、TTLも試してみます。
こちらも意外と普通に使える感じでした。露出もいい感じに合わせてくれて、調光補正も使えるのでTTLで楽したいって人も普通に使えると思います。
あと光量に関しては普通の部屋で2~3人をバウンスで撮るには十分って感じですね。
f2.8~のレンズならISO200~1600くらいで光量1/4以下とかでも全然OKって感じでした。
個人的な使い方は1/4に設定して、後は適時カメラ側のISOで調整する使い方を良くします(バウンスで適当に撮る時)。
次はカメラを離してラジオスレーブで発光させてみました。今回はX2T-Sをマスターにして発光してみました。もちろん無事発光。
Sブラケットやアンブレラスタンドを使えばちゃんとした光源として活躍してくれます。
物撮りレベルなら光量も全然余裕がありそうです。
とはいえ小さいのでメインの光源として使うと電池の消費が激しいので補助光やサブ的な扱いが良いかなって思いました。
気になったポイント
では実際に使って気になったポイントをいくつか紹介したいと思います。
光量が少ない
やはりGN36という事で、メインで使っているTT600と比較すると光量が少ないです。
とはいえ最近のカメラは少しくらいISO感度を上げて全然使えるので、意外とTT350でも十分って場面は多そうです。
逆に明るい環境で絞って露出落としてストロボの光だけでライティングしたいって場合はかなりキツイかもしれませんね。特に日中シンクロなどは厳しいんじゃないでしょうか。
基本的には暗い環境でストロボ光をメインにしたり、明るい環境では補助やミックスを前提に使うって感じが良いのでは無いでしょうか。
電池持ちは良くない
残念なことに電池の持ちは良くないです。
やはり単3電池2本という事で、4本タイプに比べると直ぐに電池切れを起こす印象があります。
とはいえこればっかりは電池2本なのでしょうがないと思います。
心配なら予備の単3電池2本用意しておけばいいだけですしね。
チャンネル、グループ数に注意
普段TT600とかV850など使っている人は注意が必要です。
TT350はチャンネル数が16しかなく、さらにグループがA、B、Cの3つまでとなっています。
なので4灯目としてTT350を使う場合はA~Cの間に設定する必要があります。
ただ普段からA~Cを使っていて、急遽4灯目として導入した時にA~Cのストロボの設定とかコマンダーの設定を変える必要が出てきてかなり面倒な事になります。
なのでこれは運用方法次第ですが、急遽の4灯目に使いたい場合は注意が必要です。
良かったポイント
チャージタイムが意外と速い
これは嬉しい誤算。
世間一般的にはチャージタイム遅いと言われているTT350ですが……
実際に計測してみるとエネループで2.6秒というタイムになりました。
比較としてTT600で計測してみると、こちらは2.2秒という結果に。
0.4秒の差はありますが、それでもこれだけ早ければ十分に実用的です。特に1/2以下ならかなりテンポ良く使えそうです。
しかしバッテリーの容量が少ないので電池残量が減るに連れてチャージタイムは遅くなるので注意です。
試しにAmazonベーシックの充電池を使って計測してみたところ、チャージタイムが8秒ととてつもなく遅い結果となりました。TT600でも計測してみると7秒と遅い。
他にも旧エネループでは4秒とチャージタイムに関してはストロボ本体より電池による影響が大きいみたいです。
小型・軽量で使い勝手が良い
とにかく小型軽量なのが嬉しいです。
これだけコンパクトだと持ち運びがとっても便利でカメラにパッと載せて使うのも楽でとっても良いです。
ちなみにTT600はほぼ500g。レンズ、カメラにストロボ合わせたら結構な重さですよね。
並べてみると大きさも全然違いますよね。まるで親子みたいなサイズ感。
これだけ小さくて軽いと、ちょっとしたお出かけやスナップに持っていきたくなっちゃいますよね。
他にもストロボ使うか使わないか分からないって時にも気軽に持っていけるのが良いですよね。
あと小型軽量なので予備やサブの用途としても使い勝手いいです。
ブログ用途でもサッと部屋でちょっとバウンスで気軽に取りたいって場面とか重宝しました。
機能が充実している
これだけ小型軽量の機体なのに機能は充実しています。
一万円以下のストロボでこれだけの機能が揃っているって普通にすごい事です。
まず普通にTTLがすごいですよね。なのに更にラジオスレーブとかHSSとか今のハイエンドストロボに搭載されている機能が満載です。
更にID機能まであるのでハイエンドストロボで小型にしましたって感じでとっても好印象です。
小さいカメラとの相性が抜群
ミラーレスカメラになってからカメラも小型化しました。
そのボディに一眼レフ時代の大きなストロボを付けると少しバランスが悪いです。
そこでこのTT350は小型で更に軽量なので、小さいカメラに載せたときのバランスが非常に良い。
実はNISSINのi40を手放していたのですが、小型ストロボロスに耐えられなくて買ってしまったTT350なのでした。
まとめ
という事で今回はNW400S(TT350S)をレビューしてみました。
使ってみるとそのフットワークの軽さにびっくりしました。250gという軽量なボディなのでバウンス撮影なんかはすごい気軽に取れていい感じでした。
部屋のちょっとした小物とか料理とか適当にバウンスで撮るのがとっても楽しいです。
特にブログなんかパッと見だけいい感じに写真が取りたいなんて場合にはとっても便利。
他にも旅行やちょっと気軽にストロボを持っていきたいなんて場合に良さそうです。トコログでも旅行の時はストロボを持っていかないんですが、TT350なら持っていってもいいかなって思ってます。
という事で小型軽量なストロボを探している人は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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