どうもこんにちはトコログです。
最近新しい沼にハマりかけています……それはシャーペン沼!
元々トコログは工業高校出身で授業で製図をしており、高校時代からずっとぺんてるさんの製図用シャーペン グラフレット500というシャーペンを愛用しておりました。
そんなグラフレットも10年以上使っていると流石にボロボロに……ということでなにか新しいシャープペンは無いかなぁと文房具コーナーを見てみるとグラフギアというとってもカッコいい商品を発見!
なにこれアルミでめちゃくちゃカッコいいんですけど!
ということでグラフギア500も1000もカッコよくて衝動買いしたのですが色々気になって調べてみるとグラフ1000という真っ黒でカッコいいシャーペンがありました!めちゃくちゃ欲しい……
しかしグラフギアを買った後……ぐぬぬ……
そうだ0.7を買えば良いじゃないか!(0.7のグラフレット500をなくした)
ということでぺんてる グラフ1000 フォープロ 0.7をポチることに!
そしてこのシャーペンやばいです……書きやすさとかが尋常じゃないくらい良かったです。
ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ PG1007 0.7mm
という事で今回はぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ PG1007 0.7mmを購入しました。
ちなみにAmazonで購入したのですが、お店で買うより400円近く安く買えます!
グラフギア1000はお店で買ったので普通に定価の1100円しましたが通販で買えば良かったとプチ後悔です。
グラフ1000 フォープロの特徴
マットブラックの先金
筆記に集中できるようにと、先金までマットブラックとなっています。
今では当たり前ですが、それまでの製図用シャーペンの先金はキラキラ光るタイプのものが主流だったみたいですね。
ペン先が見やすいステップヘッド
製図用シャープペンでは先端が見やすいように階段形状のステップヘッドになっています。
一般的な円錐形に比べて見やすく、それでいて独特の形状はカッコ良さも兼ね備えていますね。
ラバーと金属のコンビネーショングリップ
グラフ1000の特徴的なのがこのグリップ。
一般的な製図用シャープペンは金属製のローレットグリップが多いですが、グラフ1000は金属とラバーのハイブリッド。
一般的にラバーは滑り止めが効いて、握りやすいと言われていますが。その分握り込んだ時にグリップが凹んでしまうというデメリットがあります。
そこでグラフ1000では金属部品に穴をあけ、そこからラバーを出すという方法を採用しました。
おかげでラバーの滑り止めと、金属の安定感を両立しています。
一定の芯を送り出すノック機構
グラフ1000のノック機構は他のシャープペンとはすこし違った機構となっています。
一般的には先金を外した状態ではノックできないようになっていますが、グラフ1000では先金なくてもノックができちゃいます。
そしてこのノック機構の精度はかなり拘っているポイントらしく、0.5mmのシャープペンでは10回ノックすると5mm出るようにしっかり調整がされているそうです。
キャップ部に替え芯硬度が表示できる
キャップ部分には替え芯硬度(HB、F、H、2H、3H、B)が表示できるようになっています。
複数の硬さを使い分ける際にとっても便利。
低重心仕様
重心が低めに設定されているので、重さがペン先に集まり安定して筆記することができます。
特徴まとめ
グラフ1000 フォープロのスペック
製品名 | グラフ1000 フォープロ |
メーカー | ぺんてる |
サイズ | 軸径 10mm ×奥行 8mm × 長さ 145mm |
重さ | 11g |
芯径 | 0.3/0.4/0.5/0.7/0.9 mm |
材質 | 軸:再生ABS / グリップ:アルミニウム、シリコンゴム クリップ:鉄 / 先金:真鍮 / ノック:真鍮、POM、ABS |
替消しゴム品名 | Z2-1N |
生産国 | 日本 |
ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロをレビュー
それでは実際に ぺんてる グラフ1000 フォープロ PG1007 0.7mmをレビューしていきたいと思います。
まずは全体像ですが、とってもスリムで細軸なデザイン。
個人的に手が小さいのでこういった細いシャープペンがお気に入りです。
そしてマットブラックな仕上がりがとても良い雰囲気。
樹脂製の製品となると光沢のある製品が多いですが、グラフ1000はしっとりとマットブラックでワンランク上の質感を感じます。
他にもプラスチック成形時にできる金型のパーティングラインやヒケが見当たりません。また端の処理もとってもキレイで樹脂製ですがかなりのクオリティで作られているのがわかります。
先金は真鍮ですがマットブラックに塗装しててありますね。このエッジ部分が擦れて金属が部分が見えてくるとまた味わい深い感じになりそうですね。
先端のガイドパイプはしっかりと4mmあります。
グリップ部分はアルミとシリコンでできていますが、アルミ部分もマットブラックに仕上げてあります。
このアルミの部分に塗装がしてあるおかげで触った感触が優しくてとても良いですよ!
ちなみに似たようなステップヘッドのグラフレット500と比べてみると、グラフ1000の方は全て真鍮で一体型に作られておりキレイな形をしていますね。
クリップ部分は上から返す様な形状でクリップの全長(実測3cm)が短く抑えられています。
この短いクリップがとても良い!ぺんてるの他の製図用シャーペンはクリップが手に触れてしまっていたのが、このクリップは全然触れません。
ぺんてるの他のシャーペンと比較しても全体が短いのがわかります。
キャップ部は替芯硬度が表示できるようになっています。
ただ対応している硬度がHB、F、H、2H、3H、Bのみとなっており、2Bが無いのが気になるポイントですね。
ついでに全体をバラしてみるとこんな感じになります。
こちらが一定の芯を送り出してくれるノック部分です。
先金が無くても芯が出るのは不思議な感じがしますね。
反対のキャップ部分。
軸の端がキレイなエッジ処理されています。
クリップ部の段差もキレイに仕上げてあり、これぞメイドインジャパンって感じのクオリティ。
実際に使ってみた感想
それでは実際にこのグラフ1000フォープロを使ってみた感想や気になった点をいくつか紹介したいと思います。
ちなみに今回はお絵かき用として使ってみた感想です。芯もBに変えて使っております。
落とすとガイドパイプが曲がるかも!
製図用シャーペンの宿命ですが、落下時にガイドパイプが曲がって使えなくなる場合があります。
もちろんグラフ1000でも同様です。
最近はペン先が収納できるグラフギア1000などもあり、安心感ではそいった機構をもったシャーペンの方が良いかもしれません。
とはいえトコログはグラフレット500を18年くらい使っている(落としまくってる)ので、意外と大丈夫だったりもします。その辺りは運次第ですね。
樹脂製の軸は傷が付きやすいかも
個人的にはこの樹脂製の軸はかなり気に入りました。
軽く、丸い形状なので持った感じがもソフトで道具として考えた場合は最高だと思います。仕上げの処理もとっても丁寧ですしね。
しかし金属と樹脂では傷のつきやすさが全然違います。グラフ1000は筆箱やペン立てに入れている間に細かな傷が沢山ついていくんじゃないかなと思います。
なので高級感や所有欲的な面ではオール金属のシャーペンに比べると見劣りするかもしれませんね。
握り心地、触り心地が素晴らしい
まずこのシャーペンを握った瞬間に感じたのが、触り心地の良さ!
特にグリップ部分が素晴らしい。アルミ部品にマットブラックの塗装が施されているので、普通のアルミよりも触った感触や冷たい感じが柔らかくとっても心地良いです。
そしてラバー部分もすこし出ている程度で、程よいグリップ感が非常に良い。
それとトコログはペンをクルッと回して使う癖(芯を一定の太さに保つため)があるのですが、そのクルッとする動作が非常にやりやすいです。定規で線を引くときもクルーっと回しながら引く動作が非常にしやすい!
そしてペン自体の重さも11gと軽量、そして低重心なので描きやすさもバッチリでした。
とにかくカッコいい……けど写真映えはしない
最初写真で見た時は真っ黒でよくわからなかったのですが、実物をみるとめっちゃカッコいい!
その細身のシルエットにつや消しのマットブラックはやばいです。男心くすぐられまくりですね。
難点としては写真でみると地味。全然映えません。なのでトコログもサムネの写真撮るのに結構苦労しました。
もちろん書き心地もバッチリ!
0.7mm芯という事もあると思いますが、書き心地がとても良かったです。
本体が軽量&低重心でさらにグリップ部分の触り心地が最高なおかげでとってもソフトな感じで書くことができます。
特に図形や絵を書くのがしやすいと感じました。ノートで図形やイラストを書く際にはかなり使いやすいんじゃないでしょうか。
個人的にここまで書いていて気持ちいシャープペンは初めて。
まとめ
という事で今回はグラフ1000フォープロをレビューしてみました。
正直ここまで使いやすいシャーペンとは思っていませんでした。ホントこんな書きやすくて持ちやすいシャーペンがあったなんて驚きです。
特にグリップが最高。表面のマットブラック塗装のおかげか独特の触り心地とグリップ感が書くのも、ペンをクルッと回転させるのがとってもしやすかったです。
製図用途にももちろんオススメですが、絵や図形なども書きやすく、もちろん文字もしっかりと書けますので学生さんにもかなりオススメです。
値段は定価1000円+税となかなかお高めですが、それだけの価値はしっかりとあると思います。興味がある方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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