どうもこんにちはトコログです。
実は去年の年末あたりに電動昇降のスタンディングデスクを導入しました。買ったのはFLEXISPOTのE7という結構良いやつ。
これが買ってみてかなり良かったです。
今まで座りっぱなしで作業をしてい事が多くて、健康に良くないなーってずっと気になっていたんですよね。
他にも立つことで集中力が上がって生産性の向上が見込めたりなど、良いことが多いですよね。
そして地味に良いのが自分のベストポジションに机を合わせることができる。実際これが一番良いなと感じたポイントでした。
そんな話はさておき、スタンディングデスクで作業をするとたしかに集中できてる感じがありました。やっぱり立って作業するのは良い!感じていたのですが、残念なことに長時間立っているとかなり疲れます。
なので最初は集中できてるのですが、徐々に集中できなくなり結果として生産性が上がったとは思えませんでした。
しかしこれを疲れず使えたららかなり良さそうなので、どうしたら疲れずにスタンディングデスクを有効活用できるか考えてみました。
結果として座り姿勢と、立ち姿勢の時間をうまくコントロールすることで上手に運用できるようになりました。
スタンディングデスクは疲れる問題
世間一般ではスタンディングデスクで集中力が上がって仕事の効率がアップなんて話を良く聞いたりします。実際に意識の高い会社ではスタンディングを導入している会社も増えてきているそうです。
たしかに立った状態でデスクワークをすることで、心拍数は通常よりも高くなりより集中して作業が行えると思います。
実際にトコログもスタンディング状態と座った状態で心拍数を比較していみましたが、座った状態は70前後の心拍数で立った状態だと90前後の心拍数でした。
これだけ心拍数に差があれば、酸素が脳に沢山送られ脳の働きが活性化されるのも納得。
しかし3割も心拍数が上昇するということは、それだけ疲れも増えるということです。
なので一時的にスタンディングのおかげで集中力は増してきますが、疲れによって逆に集中力が落ちてしまうこともあります。
特に疲れを感じて座ったときには、疲れ切っていてやる気もモチベーションも下がってしまうなんて事がありました。
立ちすぎにも注意が必要
まずどれくらいの立ちながら作業をすると疲れるのかを知る必要があります。
ありがたいことに、オフィスチェアメーカーの岡村製作所の人などが”上下昇降デスクを使用した立位作業の適切な挿入時間の検討”という論文を上げてくれています。
参考 上下昇降デスクを使用した立位作業の適切な挿入時間の検討
この論文では①立10分、座50分の繰り返し、②立40分、座20分の繰り返し、③座120分、④立ち座り自由の4パターンで実験をしてくれています。結果として①立10分、座50分の繰り返しが一番疲労が少ないという結果となっています。
そして②の立40分、座20分の繰り返しは負担感が大きいという結果があり、立位姿勢導入時の初期は10~20分が適切な導入時間と記載されてしました。
実際にトコログも実践して15~20分くらいが丁度いいと感じました。
ということで長時間のスタンディング状態を維持するよりも、立ち姿勢と座り姿勢を組み合わせることが大事ということですね。
ポモドーロテクニックをカスタマイズしてルーティンを作る
1時間の間に立ち姿勢を10分~20分程度入れるのが効率良さそう。という事でトコログは実際にいくつかのパターンで実践してみました。
ちなみにトコログはポモドーロテクニックをカスタマイズして導入しているので、ポモドーロテクニックをベースにルーティンを考えてみました。
パターン①
立ち姿勢で25分、5分の休憩、座り姿勢で25分、5分の休憩。
いわゆる一般的なポモドーロテクニックの最初に25分間の立ち姿勢を入れた感じです。身体的な疲労感もなくいい感じでしたが、精神的にはかなり疲れる印象。
個人的に25分+5分のポモドーロテクニックは休憩が短くて、正直しっかりと休憩できない感じがして苦手なんですよね。それとちょうど集中できていい感じのタイミングで止めら感覚がストレスにも感じるので個人的にはもうすこし改善する必要を感じました。
でも普段からポモドーロテクニックで相性が良いという人にはオススメですね。
パターン②
立ち姿勢20分、座り姿勢25分、休憩15分。
これは普段トコログが実際に行っているポモドーロテクニックを活用した時間配分の最初に、立ち姿勢を入れました。これは①に比べ1回の作業時間と休憩が長いので、作業が途中で中断されるストレスが少なく休憩もしっかりと取れるので気に入っていました。
特に休憩時間が15分あると、コーヒーや紅茶を淹れたりなど自分が理想としている休憩ができて満足感が高いです。やはり5分の休憩だとなんだか休憩した気分になれないので長い休憩は個人的にはマストです。
しかし最初の20分で座るタイミングにふっっと集中力が途切れてしまう印象もありました。なのでこれももう少し改良したいと思いました。
パターン③
座り姿勢25分、立ち姿勢20分、休憩15分。
こちらはパターン②を改良し、最初に座り姿勢を導入してみました。この方法が個人的に一番良いと感じるタイミングでした。
座りの25分は程よい集中力で25~30分くらいでいい感じに集中力が切れてきます。なので座り25分としていますが、実は25~30分くらいで集中力が切れてきなたーって思ったら立つようにしてます。
なので現状はパターン③集中力しているときに作業がストップされる感じがなく、さらに集中力が切れてくるタイミングですこし回復する感じもあってとても良いと感じました。
ただこれはトコログが普段やっている作業内容に合っていると感じるだけで、人によってはパターン①の方が良かったりもしますし、自分にあった方法があると思います。
あと意外とその日の気分でやる気が無い時などは意外とパターン②が最初の取っ掛かりとして集中できて良かったりもします。なので自分はこれが一番ってのは決めずにある程度使えそうなパターンを用意しておくのも良いと思います。
ポイントは1時間に10~20分程度の立ち姿勢。
自分の集中力やタスクに合わせて時間設定をするですね。
時間の管理にtoggleなどアプリを使っている
そしてこの時間の管理をするにはタイマーなどが必要ですが。トコログはToggleという時間を記録してくれるアプリを利用しています。
このToggleはポモドーロタイマーを設定することができるので、作業時間と休憩時間を設定することができます。ただ昇降デスクのタイマーを設定することはできません。
ただトコログは集中力が切れてきた頃にスタンディングするので、ふとタイマーを見てしまったタイミングで30分近いタイミングになったら立つようにしています。別に時間を過ぎてしまってもそれはしっかりと集中ができていたという証拠なので全然気になりません。
ちなみにToggleにはPC版、アプリ版、ウェブなど様々な端末で利用することができるので、使い勝手が良くて気に入ってます。特にPCで作業をすることが多いトコログにとっていちいちスマホを見る必要がないのも嬉しいポイントですね。スマホを触るとつい気が散ってしまうのでPC上で完結するのは便利です。
まとめ
今回はスタンディングデスクを使うと疲れてしまったので、いろいろと時間配分を変更することでスタンディングデスクを使用しても疲れることなく使用することができました。
他にも自分のスタイルに合わせて作業時間と休憩時間を設定することができ、作業の効率も良くすることができます。
もしスタンディングデスクを導入して疲れてしまって、うまく使いこなせてないと感じる人は一度運用方法を見直してみる良いかもしれませんね。
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