どうも家でイチゴを栽培をしているのでイチゴが大量にあまるトコログです。
そんな訳で我が家の冷凍庫には大量の冷凍イチゴの山があるのですが、誰も消費しないので溜まっていく一方です。
なので前回は勝手にいちごを使ってストロベリーリキュールを作ったわけです。
そして今回はいちご消費の王道、ジャム作りをしてみたいと思います。
大量のいちごで困っている人はジャムいいですよ。
いちごジャムのレシピと必要なもの入手
今回はいちごジャムを作ってみる訳ですが、トコロ家の人は誰もいちごジャムの作り方を知りません。
なぜかって?誰もいちごジャムを食べないからです……
ごはん派or朝食食べない派なんですね。唯一母親はパン食だけどハチミツ派なのです。
そんな訳で誰もレシピを知らないので、ジャムを良く作りそうな友人にレシピなどを聞いてみることに(いちごをあげると鬼のようにジャムを作る)。
トコログ:「お~い、いちごジャムのレシピ教えて」
友人:「いちご対して50%~100%の砂糖、後はレモン汁入れて煮ろ」
アバウトすぎるだろ……しかし大体の分量はわかったので色々と質問したり調べて必要なものを用意しました。
いちごジャムに必要なものを用意
- ジャム用の瓶
- 冷凍いちご 700g(岐阜県オリジナル品種の美濃娘)
- 砂糖 350g(イチゴに対して50%)
- レモン汁 大さじ1~2杯(なんかペクチンってのが大事みたい)
- 鍋2つ(1つは瓶を湯煎で消毒)
とりあえず以上の物を用意しました。
ビンはセリアで購入!
とりあえずジャム用の瓶ですが調べてみると100均セリアの瓶が、国産でちゃんとしたメーカーで良いみたいな事を聞いたのでセリアで購入しました。
さすが岐阜県、セリアが多くて助かる(岐阜の大垣に本社がある)。
サイズは150g用でこれを4つほど購入しました。
ちなみにダイソーで取り扱っている(2018年現在)ジャム瓶はパッキンの無い仕様らしいのでジャムの保存には向いてないみたいです。
近くにセリアがない場合はホームセンターかインターネットで購入するのが良いと思います。
インターネットだとcottaなどのお菓子用品を取り扱っているサイトがおすすめです。
この瓶を4個以上買うと1個あたり70円と、セリアより安いのでcottaで買い物するついでに買っておくと良いかもしれませんね。
オシャレな瓶が良い!って方はメイソンジャーやル・パルフェの密封ビンがおすすめです。
実際にイチゴジャムを作ってみる。
という訳で早速いちごジャムを作っていきたいと思います。
まず鍋に冷凍のいちごを鍋に入れます。
本来なら冷蔵庫や常温で自然解凍してからの方が良いみたいです。
ちなみにイチゴのヘタを取って冷凍したので良いですが、普通のいちごの場合はヘタを取って洗う必要があります。
ヘタ取りに下村工業のフルベジピコがあると捗るのでおすすめです
記事も書いたので参考になればと思います。
次に砂糖をいれました……
砂糖を入れてしまったのですが、どうやら冷凍いちごは解凍すると水が自然と出てくるみたいなので、そのまま火にかけて良かったみたいです。
冷凍じゃないイチゴの場合は砂糖に漬けて1時間~一晩くらい漬けて水を出すみたいです。
そんな訳でとりあえず火にかけてながら適当に混ぜまぜしていきます。しかしすごい砂糖の量だ……
ある程度するとかなり水が出てきたので、ここでレモン汁大さじ2杯ほど入れておきました。
冷凍いちごの場合はここで砂糖を入れると良いみたい。
ちなみに使ったのはポッカレモン!なんだかんだで使う場面が多い奴。
ちなみにレモン汁に含まれるペクチンでジャムに硬さを出すらしいです。
レモンの味が苦手って人はペクチンやクエン酸なんかを使うみたいです。
沸騰した後は、ゆっくりと鍋をかき混ぜていきます。アクが出ますが取るか取らないかは人によって様々ですね。
できるだけすくってはみましたが、液体がシロップ状で上手くアクをとりのぞけませんでした。
後はひたすら煮詰めてジャムになるのを待ちます。そしてジャムっっぽい感じになったらジャムテストをしてOKなら瓶詰めします。
ちなみにジャムテストって最初よくわからなかったのですが、ジャムを少量、水の入った容器に入れてちゃんとジャムみたいに固まればOK、バラバラになったり散らばったりしたらNGってことらしいです。
それとペクチンが少ないと固まりにくいので注意です。
レシピサイトでは30分くらい煮詰めるってありましたけど、トコログの場合は50分くらいかかりました。
長すぎる……今度はペクチンを入れてみようかな。
瓶は湯煎で10分熱湯消毒する。これで長期保存も可能に!
ジャム作りと並行作業で瓶の消毒もしておきましょう。
①まず購入時は瓶に汚れや油が付いている可能性があるので中性洗剤で洗います。
②その後鍋に水と瓶を入れて一緒に沸騰させます。
※この時注意したいのが鍋底に付近やキッチンペーパーなどを敷いて瓶が直接鍋に触れないようにしましょう。
そうしないと瓶が割れる可能性があります。
④ジャムが煮詰まる10分前くらいから熱湯で消毒しジャムが完成したら熱湯から取り出して瓶詰めしましょう。
⑤瓶を熱湯からザルなどに取り出して、お湯を切ると直ぐに乾くので自然乾燥させます。布巾などを使うと雑菌が付着するので注意。
⑥瓶詰めをしますが、ジャムは容器の90%くらいまで入れます。
この時、ジャムと瓶に50℃以上の温度差があると割れる可能性があるので、必ずどちらもアツアツの状態でやりましょう。
それと火傷の危険性もあるので軍手などの手袋をすると、瓶詰め作業がしやすかったです。
⑦ジャムを入れたら直ぐに蓋をして1~2分待ちます。
⑧一度の蓋を緩め瓶内の空気を出して、直ぐに蓋をしめます(シュッと空気の漏れる音がする、偶にしない場合も)。これで脱気という作業が完了します。
脱気がしっかりできたか心配な場合は、鍋にお湯を張り、キャップが浸からない様に湯煎(10分程度)
その後蓋を緩めて空気を抜いて、閉めればOKです。
ちなみにちゃんと密閉瓶と消毒と脱気を行えば常温で長期保存が可能になります。保存期間は半年から1年とかもいけるみたいです。
ただ砂糖の分量などにもよるので、心配な場合は早めに消費しましょう。
完成したイチゴジャム
そんな訳でこちらが完成したイチゴジャムになります。
いやー思った以上に手間と暇が掛かりましたが、完成するとちょっと感動しますね。
ちなみに今回の分量で150mlのボトルにちょうど4本でピッタリでした。
大体イチゴの分量より少ない程度になるのかな?
早速次の日の朝食にトーストと使ってみましたが普通に上手くてびっくり。
手作りいちごジャムをトーストで使ってみた。
普通に売ってるジャムみたいで美味しい。
手間暇考えたら市販品のコスパ凄すぎない? pic.twitter.com/W03XSpKUNeトコロ (@tokolog_net) 2018年6月13日
まとめ
という訳で今回はいちご農家がイチゴジャムを作ってみたでした。
用意する物などは簡単なのですが、手間は結構かかってしまいますね。
いちごのヘタ取りから考えると市販のイチゴジャムの凄さが分かります。
ただ自分で作ったものは、それはそれで愛着や中身が分かるので安心ですね、保存期間も短めで良いなら砂糖の量を減らしたりとアレンジできるのは手作りの良さです。
そして何より自分で作るというのは楽しさがありますね。
そんな訳でいちごのジャムを作ってみたいという人は作ってみてはいかがでしょうか。結構楽しいですよ。
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