どうもウイスキー大好きトコログです。
今回は久しぶりのバーボンですよー。ちなみにトコログ的には結構イチオシのウイスキーです。
ということで今回紹介するウイスキーはアーリータイムズイエローラベルです。
もう超ロングセラーバーボンです。このウイスキーにお世話になった方もかなり多いんじゃないでしょうか。かくいうトコログもウイスキー初心者の頃にはめっちゃお世話になりました。
というか今でもめっちゃ好きなので居酒屋とか飲んだり、休みの日にコンビニでミニボトル買って公園で飲んだりするくらい好きです。あと普通にボトルも買います。
そしてこのウイスキーはとにかく甘くてオーク感強くてめっちゃ飲みやすいです。
特にウイスキーを飲んだことが無いって人にはとにかくオススメ。
それくらいウイスキーの中でも飲みやすいウイスキーだと思っています。それでいてバーボンらしさもガンガンあるのでホント素晴らしいウイスキーなんですよね。
ということで今回はそんなアーリータイムズをレビューしていきたいと思います。
アーリータイムズイエローラベル
今回購入したのがアーリータイムズイエローラベル。
低価格帯のバーボンではジムビームと並んで超ロングセラーのアーリータイムズ。
日本だとアサヒビールが代理店をしており(以前はサントリー)、酒屋さん、スーパー、コンビニでお手軽に買える商品。
ラベルが2019年に変わってしまったので、現在のラベルはちょっと馴染みが少ないかもしれませんがこのイエローのラベルは特徴的ですよね。
価格帯は千円台前半と非常にお手頃でデイリーウイスキーなど気軽に使えるのはありがたいですね。
特にこの価格帯では非常に優れたウイスキーなので、低価格帯のウイスキーとしても非常に出来の良いウイスキーとして評判だったりします。
アーリータイムズの歴史
アーリータイムズはアメリカ開拓時代からの歴史のあるウイスキー。
その後に起きる禁酒法時代も乗り越え現在ではアメリカを代表するバーボン銘柄の1つとなっています。
そんなアーリータイムズの簡単な歴史についてすこしまとめてみました。
- 1860年アーリータイムズ蒸溜所が誕生
南北戦争の前年にジャック・ビーム(ビーム一族)によりケンタッキー州に設立された。Early Times Method”(昔ながらの製法)でウイスキーを造るという意味でアーリータイムズという名前が付けられたそうです.
またアーリータイムズには開拓時代という意味もあり当時のフロンティアスピリッツツへの思いも込められていたそうです。 - 1920年禁酒法が施行
禁酒法により蒸留所はどこも大変。そこで従業員であったサールズ・ルイス・ガスリーが私財をなげうってアーリータイムズの商標権、在庫を買い取り、秘密の倉庫にウイスキーを隠すことで、伝統を途切れさせなかったみたいです。
この従業員の行動力すごいですね。
- 1923年医師が処方する薬用ウイスキーとして飲まれる
禁酒法により通常の販売ができなくなりましたが、薬用ウイスキーというかなり例外的な方法でアメリカ国内で飲まれていたそうです。
- 1925年ブラウン・フォーマン社がアーリータイムズを買取り
薬用ウイスキーの販売が好調のためブラウン=フォーマンに買取されました。
- 2013年アサヒビールが輸入販売を行う
ブラウン=フォーマンがアサヒビールと日本での売買契約をしたので、アサヒビールが輸入販売をしています。(それまではサントリー)
しかも現地では再利用した樽の原酒が20%を占めるため、ケンタッキーウイスキーとして販売していますが、国外にはしっかりと新樽だけのバーボン銘柄として販売しています。
正直これだけ長い間販売をしていたウイスキーなのに情報が圧倒的に少なくて驚いています(^o^;)
というか単純にアサヒビールさんがやる気無いだけだと思いますが、もうちょい公式からも情報を流して欲しいですよね……
公式のテイスティングノート
伝統を守り続けるクラシックなバーボンウイスキー。ライトな口当たり、甘い香り、キレのいい後味を持つロングセラーバーボン。
アーリータイムズ|アサヒビール
活性炭で濾過することで、熟成中にできた不純物を除去し、より磨かれたスムースな味わいを楽しめる。
アサヒビールあるあるですがテイスティングノートの記載がなかったのでキャッチコピーを乗せておきます。というかアメリカの公式サイトに至っては商品ページすら無いという適当っぷり。
でもそんな適当な感じが結構好きです。
アーリータイムズの詳細情報
商品名 | アーリータイムズ イエローラベル |
---|---|
ブランド | アーリータイムズ(ブラウン=フォーマン) |
輸入業者 | アサヒビール株式会社 |
アルコール度数 | 40 % |
容量 | 700ml |
原材料 | グレーン、モルト |
原産国 | アメリカ |
アーリータイムズをレビュー
それでは早速レビューしていきたいとおもます。
やはりアーリータイムズといえばこのイエローのラベルが特徴的ですよね。
しかも2019年からラベルが新しくなり現代っぽさがでましたね。
個人的には旧ラベルも個性的で好きでしたが今回のラベルも親しみやすくて良いのではないでしょうか。
ストレートで飲んでみる
では早速ストレートでいただきます。
まず色合いかなり濃い目の琥珀色といった感じですね。バーボンらしい色合いだと思います。
そして香りですがとっても甘く、オーク感を強く感じます。
メープルシロップやカラメルなどとっても甘い香りが特徴的。
味わいはマイルドで飲みやすい。
特に甘みが強く感じられるのでウイスキーが苦手な人でも飲みやすいと思います。
他にはほんのりと渋みや、スパイス感もありバーボンらしさもしっかりありますね。
余韻にはほんのりと樽由来の芳ばしいウッディな香りを楽しめました。
いやさすがアーリータイムズ。めっちゃ美味しい!
この価格でこの味わい深さはさすがはロングセラーバーボンですね。
それでいてストレートでも十分飲みやすく、甘みもあるのでウイスキー初心者の方でもかなり飲みやすいウイスキーだと思います。
トワイスアップで飲んでみる
次はトワイスアップでいただきます。
まず香りですが樽香がやウッディな香りが広がるようになりました。
味わいはさらにマイルドになり、甘さもサラッとしてとってもライトな飲みごたえ。
余韻にはほんのりとビターと樽香がふわっと香り、とっても心地よい。
加水をするとかなりライトで飲みやすい印象でした。
ウイスキーに慣れてない人にはちょうど飲みやすいんじゃないでしょうか。
個人的にもちょっと軽いのが飲みたいときには丁度よさそうな気がします。
ただがっつり飲みたいというときにはすこしライトすぎる気もするので、その辺りは加水する量を調整したいですね。
ストレートで飲んでみる
最後は氷を入れてロックでいただきます。
まず香りはやはりオーク感を強めに感じますね。逆に甘い香りはかなり沈んでいった印象があります。
味わいは甘さとビターが出てきてチョコやバニラなど甘いニュアンスが強くなりました。さらにスパイス感もましてけっこうパンチのある味わいになりますね。
それでもバランスは良くてかなり飲みやすいウイスキーに仕上がっています。
余韻はかなりスッキリとしていてほんのりオークの残り香がある感じですね。
まとめ
ということで今回はアーリータイムズイエローラベルをレビューしました。
いやーやはりこのウイスキーは素晴らしいですね!
飲みやすい!甘い!オーク感があるのでバーボンの入門には最高のウイスキーなのではないでしょうか。
個人的には初バーボンに一番オススメの一本です。
他にもカクテルやハイボールとの相性も良いので、ウイスキーを楽しむってうえでは最高かもしれません。
しかも価格が1000円台前半と非常に手が出しやすくコスパが非常に良い。
バーボン版バランタインファイネスト的なウイスキーだと思います。
まだウイスキーやバーボンに慣れてないって人は試しにアーリータイムズイエローラベルを試してみてはいかがでしょうか。めっちゃオススメです。あと普通に美味しいバーボンなので普通にオススメです。
コメント
ロックなのにストレートで飲んでみるになってんぞ
ちゃんと見直したんか?