どうもウイスキー大好きトコログです。
ウイスキー好きなら一度は行きたい蒸留所見学!
日本国内のウイスキーメーカーさんはありがたいことに見学できる蒸留所が多い!
そんな中でも富士御殿場蒸留所は都心から近いのでアクセス良好です。
普段のんでいるウイスキーがどう作られているか学べるのも良いですよね。
しかも有料試飲では珍しいウイスキーをリーズナブルに飲めちゃったりするので、ウイスキーファンにはたまりません。
そんな訳で今回は静岡県の御殿場にある、キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所へ行ってきました。
ということで、今回は富士御殿場蒸留所見学について紹介したいと思います。
富士御殿場蒸留所とは?
富士御殿場蒸留所はキリンディスティラリーが所有するウイスキーを製造する蒸留所となります。
キリンディスティラリーは元々、麒麟、JEシーグラム、シーバス・ブラザーズの3社合弁でできたキリン・シーグラムという会社でした。
そのキリン・シーグラムが作った蒸留所という事で、場所は日本の富士御殿場で、モルトウイスキーはスコットランドの製法を、グレーンウイスキーにはアメリカの製法を導入した世界でも珍しい蒸留所となっています。
富士御殿場蒸留所の見学について
そんな富士御殿場蒸留所では蒸留所見学をすることが可能です。
ウイスキーが作られている工程を見学できるのは楽しいですよね!
富士御殿場蒸留所では3つの見学コースがあります。
- 富士山麓うまさの秘密体験ツアー
- 「富士山麓」原酒こだわりツアー
- キリンウイスキー 富士山麓体感お気軽ツアー
以上となります。
富士山麓うまさの秘密体感ツアー
富士山麓うまさの秘密体感ツアーは休館日以外はほとんど開催されていて、見学コースの中でも一番ベーシックなツアーです。
映像を見て、工場を見学、最後に富士山麓の試飲といった流れとなっています。
所要時間も70分とそこそこのボリュームに、富士山麓樽熟原酒50°やシグネイチャーブレンドを試飲することができます。
開催日 | 休館日・年末年始を除く全日 |
---|---|
所要時間 | 70分(試飲時間含む) |
参加費 | 無料 |
試飲できる商品 (ウイスキー) |
キリンウイスキー 富士山麓 Signature Blend キリンウイスキー 富士山麓 樽熟原酒50° キリン ノンアルコールチューハイ ゼロハイ氷零 |
試飲できる商品 (ソフトドリンク) |
キリン 午後の紅茶 ストレートティー キリン 生茶 小岩井 純水りんご |
公式サイト キリンウイスキー 富士山麓うまさの秘密体感ツアー
「富士山麓」原酒こだわりツアー
「富士山麓」原酒こだわりツアーは土日・祝日限定のツアーです。
しかも一日に2回しか行われていない人気のコース。
休日に訪れる事が可能なら、このツアーを狙ってみるといいでしょう。
内容も熟成庫見学や、グレーン原酒のテイスティングがありとても魅力的。
開催日 | 土曜日、日曜日、祝日 |
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スタート時間 | 10時45分~ 14時30分~ |
所要時間 | 90分(試飲時間含む) |
参加費 | お一人様 1,000円 |
対象 | 20歳以上の方 |
人数 | 18名 先着順 |
試飲できる商品 (ウイスキー) |
キリンウイスキー 富士山麓 Signature Blend キリンウイスキー 富士山麓 樽熟原酒50° キリン ノンアルコールチューハイ ゼロハイ氷零 |
試飲できる商品 (ソフトドリンク) |
キリン 午後の紅茶 ストレートティー キリン 生茶 小岩井 純水りんご |
公式サイト 「富士山麓」原酒こだわりツアー
キリンウイスキー 富士山麓体感お気軽ツアー
キリンウイスキー 富士山麓体感お気軽ツアーはその名の通り、お気軽に参加できるツアーです。
所要時間が30分と短く設定されており、映像を楽しんだ後は一杯の試飲を楽しめます。
開催時間が15時50分の最終ツアーで定員10名と少なめなので、しっかりと予約をしておきましょう。
開催日 | 休館日・年末年始を除く全日 |
---|---|
スタート時間 | 15時50分 |
所要時間 | 30分 |
人数 | 10名 先着順 |
参加費 | 無料 |
試飲できる商品 (ウイスキー) |
キリンウイスキー 富士山麓 Signature Blend キリンウイスキー 富士山麓 樽熟原酒50° キリン ノンアルコールチューハイ ゼロハイ氷零 |
試飲できる商品 (ソフトドリンク) |
キリン 午後の紅茶 ストレートティー キリン 生茶 小岩井 純水りんご |
1名の場合は電話予約のみ
見学の予約はインターネットから受付をしていますが、どうやら2名からしか予約ができない模様。
1人の場合は電話での予約となります。
トコログは1人での参加だったため、電話で予約をしました。
電話でも丁寧に対応してくれ、予約をしたりシャトルバスのことについて訪ねたりすることもできたので、案外電話予約も悪くないなと思いました。
ただメールなどは届かないので、しっかりと日時と時間をのメモをしておきましょう。
富士御殿場蒸留所へのアクセス方法
富士御殿場蒸留所は静岡県の御殿場にあります。
アクセス方法は基本的に公共交通機関もしくは自家用車で行くことになると思います。
公共交通機関でアクセスする場合は最寄りの御殿場駅からシャトルバスもしくは路線バス、タクシーを利用することでアクセスが可能です。
詳しくは別の記事にまとめてあるので、良かったら参考にしてみてください。
関連記事 キリンディスティラリー 富士御殿場蒸留所へのアクセス方法を紹介
公式サイト アクセス|キリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所(静岡)
実際に富士御殿場蒸留所の見学に行ってきました
という事で実際に富士御殿場蒸留所へ行ってきました。
やっぱり蒸留所見学は楽しかったです!
御殿場駅からシャトルバスで富士御殿場蒸留所へ
まずは御殿場駅からシャトルバスで蒸留所へ向かいます!
シャトルバスの乗り場は箱根乙女口になるので、改札を出て右に曲がります。
そしてさらに突き当りを右に曲がるとシャトルバスの乗り場になります。
トコログが訪れた時はちょうど駅前のロータリーが工事中でした。
という事で、ロータリの真ん中辺りに仮設のバス停が。
雨が降ってて辛いので駅の構内で雨宿りをしました。
時間になるとカッコいいシャトルバスがお出迎え!
写真を撮ろうとしたら、運転手さんがドアまで締めてくれました。
優しい運転手さんでしたよ!
車内もキレイでとっても清潔感がありました。
ちなみにこの日は平日ということもあり、乗客はトコログと2名の外国人客の合計3名。
ほぼ貸し切り状態でしたが、土日は混むことが多いので注意が必要です。
ちなみに乗車人数は26名までとなっています。
御殿場蒸留所へ到着!
そしてバスに20分ほど揺られ、富士御殿場蒸留所へ到着!
玄関まで送ってくれるので雨が降っていても濡れずに建物の中へ入れました。
今回は3時の部で予約をしたのですが、どうやら2時30分の部に切り替える事ができる模様。
ネットの見学の時間帯をみると2時30分の部はなかったのですが、どうやら平日は2時30分からも見学できるみたいです。
富士御殿場蒸留所では受付で荷物を預ける事も可能
トコログは各地の蒸留所を回るため、5キロくらいあるリュックを背負って旅にでました。
この荷物が結構重たいので、見学中に背負ってるのは結構大変。
受付の方に荷物を預けれるか聞いてみると、どうやら預かってもらえるみたいです!
写真にある樽の引換券的な物と交換する形で預ける事ができました。
最初はシアターで映像を見ます
見学最初はシアターで御殿場蒸留所の歴史や製法について解説されたムービーが流れます。
このシアター内は写真撮影禁止となっているので注意しましょう。
スクリーンは左右と真ん中の3面あり、それぞれ異なった映像が流れ、とても迫力ある映像を体験する事ができました。
香りのブースでウイスキーの香りを学ぶ
映像の次は香りのブースです。
ウイスキーと言えば香りが重要な要素。
その香りでも代表的な4つの香りを体験できます。
こういったブースから香りが出ているので香りを愉しむ事ができました。
こうやって香りを解説してくれるのは、ウイスキーを愉しむ上でもすごい勉強になるなと思いました。
壁には大きなフレーバーホイールが飾ってあり、これを参考にしてみると良いかもしれませんね。
蒸留所の中を見学
次は蒸留所の中で実際の機械などを眺めながら製法について解説をしてくれます。
ポットスチル越しにみる映像はちょっとおもしろいですよね。
こちらはグレーン原酒を作るマルチカラム(多塔連続式蒸留機)の部品が展示してありました。
他にもグレーン用のクッカーが見えました。
他の蒸留所はモルト用の機械の紹介ばかりですが、グレーンの機材を見れるのは富士御殿場蒸留所しかないのでとても面白いです。
こちらは実際に使用している樽が展示してありました。
御殿場蒸留所では180リットルの小さい樽を使用しているとのこと。
原酒と樽が触れる面積が増えるので、その分濃厚な味わいのウイスキーができるみたいです。
こちらはエンジェルズシェアについての解説をしてもらいました。
年数によって段々と原酒の量が減っていき、色が濃くなっていく様子が分かりやすく展示されています。
ウイスキーのパッケージや瓶詰め工程の見学
富士御殿場蒸留所ではウイスキーの充填やパッケージング工程を見ることができます。
しかしトコログが訪れた日はちょうど休みの日!
という事で変わりに映像で見学。
できれば間近で見たかったですが、映像でも十分愉しむ事ができました。
最後は富士山麓の試飲
工場の見学が終われば、あとは試飲ですね!
今回の見学コースでは2杯のウイスキーを頂くことができました。
富士山麓樽熟50と富士山麓シグネイチャーブレンドを一杯ずつ頂けます。
富士山麓はハイボールで、シグネイチャーブレンドはストレートで頂きました。
シグネイチャーブレンドはボトルで5000円以上、これが無料で試飲できるなんてありがたい!
そしてこのグラスの底の部分は富士山の形になっていて非常に可愛いです!
この可愛いグラスはお土産コーナーで販売されていました。
有料試飲で貴重ウイスキーが飲めちゃう
奥にあるバーカウンターで有料試飲を愉しむことができます。
残念ながらメニュー表を撮影し忘れました。
シングルモルト17年やシングルグレーン25年などかなり貴重なウイスキーが試飲できます。
ちなみに覚えてる範囲で
- ピュアモルトウイスキー 350円
- シングルモルト17年 750円
- シングルグレーン25年 1000円
こんな感じだったと思います。
トコログはとりあえず、シングルモルト17年を頂きました。
このシングルモルトは17年熟成なだけあってとっても美味しい!とってもフルーティーで香り豊かでした。ほんのりスパイシーさもあったりと個性的な一面も。
富士御殿場蒸留所にはお土産コーナーもあります。
富士御殿場蒸留所にはお土産コーナーも存在します。
しかも御殿場蒸留所限定のシングルモルトやシングルグレーンも取り扱っています。
と思ったのですが、どうやら売り切れの模様……
しかし終売目前の富士山麓樽熟原酒50°は取り扱ってましたよ!
どうやら終売後は蒸留所でも買えないみたいなのでお早めにどうぞ!
ミニチュアボトルもあるので、お土産にはこちらのほうが良さそう。
キリンのDRINXでも取扱のあるピュアモルトウイスキーも置いてありましたよ!
今回はこれをお土産に買いました。
次に見学に行くときはシングルモルトやシングルグレーンが買いたいですね。
ちなみに富士山のグラスもここで買うことができました!勢いで買っちゃいましたよ……
ちなみに購入したお土産はこんな感じ!
まとめ:見学から有料試飲にお土産と大満足!
という事で今回は富士御殿場蒸留所の見学について書いてみました。
やはり蒸留所見学は楽しいですね!
キリンのウイスキー作りについて少し勉強になりましたし、香りについてもいい勉強になりました。
そしてやはり有料試飲は最高でした。
シングルグレーンが飲めなかったのは残念ですが、シングルモルト17年を試飲できたのはとても良かったです!!
あのウイスキーが1杯750円で飲めちゃうのはホントお得なので、興味がある人はかなりおすすめです!
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