
どうもこんにちはトコログです。買いましたよドリーポッド!
実は以前からドリーポッドの存在は知っていて気になってはいたんですよね。
でも価格が地味に1万8000円と値段が高め、逆に古いタイプのDP-3Dはヤフオクとかで数千円の価格で投げ売られたりするのでいつか出品されないかなーって狙っていたんですよね。
ちなみにドリーポッドは一脚みたいな仕組みで基本的にセンターポールのみで高さを変更する仕組み、その一脚に平らな3本足を付けて固定させるスタンドです。
さらにキャスターを付けることでドリー撮影もできるというスグレモノ。
でも全然出品されず、なんならベルボンがHAKUBAに譲渡され、DP-83Sですら品薄状態に!
しかもYouTuberの方にも急に需要が出てきたみたいで売り切れ続出状態!!
これはもう買っておこう!ってことで勢いで楽天ビックの商品お取り寄せ状態で注文することにしました。すこし時間が掛かりましたが入手することができました。
そして実際にこのドリーポッドで物撮りしてみるとめっちゃ便利!
なんといっても高さ調整の自由度が素晴らしいです!他にもV4ユニットなど組み合わせると俯瞰も含め自由度がすごいです。
その反面ブレは結構あるのでレリーズが必須だったりもします(^o^;)
今回はそんなベルボン DP-83Sをレビューしていきたいと思います。
ベルボン ドリーポッド DP-83S
今回購入したのがベルボン ドリーポッド DP-83Sとなります。
実はこのドリーポッドシリーズにはS・M・Lの3サイズラインナップされていましたが、いつの間にかS以外はディスコンで購入が不可能な状態となっていました。
実はMくらいが欲しいなって思ってたのですがSしかないのでこちらを購入。
最初はAmazonで購入しようとしたのですが、楽天ビックだと3000円ほど安いのでこっちで買うことに。
しかし楽天ビックの場合はメーカーからの直送なので注文から到着まで1~2ヶ月ほど掛かる可能性があります。実際トコログも9月10日に注文して届いたのが10月30日だったので1ヶ月と20日近く掛かかりました(^o^;)
すぐ欲しいって方はAmazonがオススメですね。
ベルボン ドリーポッド DP-83Sのスペック
メーカー | ベルボン |
型式 | DP-83S |
全高 | 1610mm |
ポール伸縮長 | 870mm |
縮長 | 625mm |
ポール径/段数 | 36mm3段 |
開脚時の直径 | 700mm |
質量 | 3620g |
推奨積載質量 | 3kg |
雲台 | PH-g40V |
雲台取付ネジ | UNC1/4(細ネジ) |
ベルボン ドリーポッド DP-83Sをレビュー
それでは早速ドリーポッド DP-83Sをレビューしていきたいと思います。

ということでこちらが届いた箱になります。想像以上に大きいです!
それでは早速開封をしていきましょう。

そしてまさかの箱in箱!さすがVelbonさん。


中身は以上となっています。照明用のダボ式シューがあるのは、意外と便利そうでいいですね。
ただメスダボなのでSブラケットとか使いたい場合はスピゴットを用意する必要があります。
それでは早速スタンドを使っていきましょう。

開く方法はとっても簡単で開脚ストッパーを持ち上げながら開くだけ。

足先はキャスターか平ベースの2種類が使えるようになっています。
トコログ的には特にキャスターを付ける必要が無さそうなので平ベースのままにしておきました。
あと最低地上高が上がってしまうというデメリット回避の目的もあります。
広い部屋でゴロゴロ動かしたいって場合はキャスターの方が良いかもしれませんね。

そして実際に立たせてみるとこんな感じになります。
思った以上にコンパクトで省スペースに収まってますね。隣にあるライトスタントど比べてもコンパクトでとってもかわいい。
ちなみに雲台はベンロのギア雲台に交換しました。この雲台とドリーポッドの相性は抜群。

付属の雲台は普通のスリーウェイ雲台という感じで可もなく不可もなくといった印象。普通に使うことができます。

実際にカメラを載せて写真を撮ってみましたが、撮影台に寄せる事ができるのが素晴らしいです。
三脚だと台に足が引っかかるので結構寄るのが難しかったりするんですよね。
しかも高さはめっちゃ上まで伸びるのですごい使い勝手が良いです。

そしてV4ユニットと組み合わせみましたが意外といける!ちなみに推奨重量の3kgギリギリの状態です。
V4ユニット(600g)+ギア雲台(900g)+カメラ(1.5kg)=3kg
この状態だと結構揺れるので付属の雲台や自由雲台で水平出すのは相当至難な技なのでギア雲台がオススメです。
実際に使ってみた感想
このドリーポッドDP-83Sが届いて2周間ほど使ってみました。
実際に使ってみると想像以上に便利で、普段のブログ撮りで大活躍しています。
特に今まで億劫で手持ち撮影していたアングルとかも気軽に高さ変更できるので、じっくりと構図を作り込めるのが嬉しいでね。
やはり手持ちだとなんだかんだズレるので後でトリミングしたり、何枚か撮って良いのを選ぶみたいな博打的な感じだったので後工程もかなり楽になりました。
それで実際に使って気になったポイントや良かったポイントをいくつか紹介したいと思います。
気になったポイント
揺れが大きい
一番気になったポイントは揺れとかブレですね。
カメラ+レンズ+フラッシュトリガーの合計1.5kgくらいの組み合わせでDP-83Sに乗せてみましたが一脚と同じ方式なのですごい揺れます。
ちなみに同じ雲台でトラベル用のカーボン三脚と比較しても揺れます。
なので普段からガッチリした三脚で撮ってる人にとっては違和感がすごいと思います。
特に水平とかキッチリ出したりしたいときは慎重に調整する必要があります。あと合成などで構図をピッシリ合わせたいって用途にも不向きだと思います。
他にもシャッターの瞬間は結構長い時間ブレてるので、撮影する場合はレリーズやテザー撮影などで対策するのがオススメします。(ストロボならブレは気にならないと思います)
最低地上高が高い
構造上しょうが無いのですが最低地上高が高めです。
スペックシートに書いてないので実測値ですが、キャスターなしの状態で約62cmです。
そしてキャスターを付けると約10cmほど伸びるので72cmくらいになってしまいます。
70cmを超えると撮影台によっては真横からの撮影が難しくなってきたりします。
なので一度自分の撮影環境で使う構図の一番低い高さを調べておくと良いでしょう。
良かったポイント
取り回しがしやすい
とにかく取り回しがしやすい。
基本的に一脚と似たような構造なので三本足が机に引っかかったりして邪魔になる事がありません。
なので机にまでギリギリよったりとかそういった事ができます。
V4ユニットなど俯瞰をするためのサイドアームも最大限まで活かせるので俯瞰撮影との相性も良いです。
高さの調整がすごい楽
高さの調整がすごい楽になりました。
三脚だと基本的に高さの調整は3本足で調整して、センターポールで微調整というのが定番だと思いますが、この方法だと高さ変更が非常に億劫になります。
なのでブログ用途とかでサッとだして沢山のアングルで撮りたいという時にこの一本のポールで手軽に変えられるのは機動力という意味で非常に魅力的でした。
とにかく気軽に撮れる
やっぱり気軽に撮れるのが一番良いですね。
すこしブレはありますが、高さの自由度とか設置のしやすさとか総合的に考えると三脚より圧倒的に気軽です。
ぱっと持ってきてシュッと上げて、あとは雲台で構図を決めてパシャっと取る。この動作がテンポ良くできるのが良いですよね。
まとめ
ということで今回はDP-83Sをレビューしてみました。
最初は結構揺れが激しいなと感じていましたが、それよりも機動力の高さが良くて、今のところ稼働率が非常に高いです。
特に高さが気軽に変えれたり、撮影台ギリギリまで寄せる事ができるので俯瞰撮影などもしやすくて、様々な角度から撮るブログ写真とは相性が良いと思いました。
興味ある方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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