どうもこんにちはトコログです。
農家もやっているトコログなのですが、農作業ってつらいですよね。
特に黙々とやる単純系な作業は精神的にくるものがあります。
トコログは柿農家なのですが、個人的に一番つらい作業は5月頃に行う摘蕾という蕾を取る作業が本当に苦痛でしょうがないです。
冬も柿の剪定や木の表皮を剥ぐ作業などけっこう大変な作業がありました。
こういった辛い作業ってかなり億劫でなかなかやる気になれないですよね。
特に何日間も同じ作業をするってなるとホント精神的にくるものがあります。
特にトコログは単純作業系の仕事は苦手というのもあって、作業中はかなりストレスが溜まってイライラがすごいくて、一日終わった後は疲労感MAXで帰って寝るだけみたいになります。
そこで色々と考えてやってみた結果、BGMにラジオと音楽を使うとかなり疲労感とかストレスが減ったように感じました。
今回はそんな農作業にラジオや音楽を聴くと良いよってお話です。
農作業中は色々と考えてしまう
農作業って基本的に単純作業な作業をすることが多いです。
しかも地味な作業を永遠とコツコツとやる必要があるので結構精神的にくるものがあります。
しかも作業自体は単純なので、慣れてしまうとついつい他事を考えたりしてすぐ集中力が切れてしまいがちです。
そして他事を考えてるとついつい考えなくても良いような将来の不安や現状の不満などネガティブな思考になってりすることもあります。
こうなるとかなりイライラしてなかなか作業に集中できませんし、時間の経過も遅く感じます。
結果として精神的にキツイなと思うんですよね。
音楽で気を紛らわす事に
そこでちょっとでも気分を紛らわす為に音楽を聞きながら作業をしてみることにしました。
実際に音楽を聞いてみると精神的にリラックスして、程よい集中力で作業ができたように感じました。
特に作業中にほかごとを考える事が減り、良くも悪くも少し音楽に注意を持ってかれた印象です。
音楽を聞くと人は脳の処理能力を下げると言いわれてます。なので基本的に仕事をする上では無音の方が効率が良いという論文もあったりします。
たしかに頭脳労働など勉強やテストなど脳を存分に使いたい場合には、足を引っ張る場合が多いと思います。
しかし単純作業の様な脳を大きく利用しない作業には大きなデメリットがあるとは思えませんし、逆に音楽によって程よく集中力を持っていかれて他の事を考える余裕が無くなるような感じがしました。
他にも音楽をかけていると人は気分が良くなるとも言われています。なので作業中のストレスの緩和に繋がったり、やる気のアップにも繋がるので農作業でBGMを流すのはかなり良いなと思いました。
音楽だけだと飽きる問題
ということで音楽を聞いていてすごい良かったのですがしかしやはり問題がいくつか発生しました。
- 同じ曲ばかりだと飽きる
- 曲に集中力を持っていかれる
- 調子に乗ると疲れる
同じ曲ばかりだと飽きる
やはり毎回同じアーティストのアルバムばかり聞いてると少し飽きてしまうんですよね。
かといって新しいアルバムを用意したりとかするのは大変ですし、かといって古いアルバムを聞き直してもなんかしっくりこないなんて場合もちらほら。
なのでサブスク系の音楽サービス(Spotifyとかyoutubemusicなど)のラジオ機能を使ったりすると良いかもしれません。やはり新しい曲を聞いたりすると新しい出会いがあって楽しいですよね。ただ通信量はそれなりに掛かるので注意が必要です。
・曲に集中力を持っていかれる
そして曲に集中力を持っていかれるですが、音楽って自分の好き嫌いが結構あるのであまり好きじゃない曲はスキップしたくなったり、好きな曲は聞き入ったりして意外と注意がそれやすいです。
特に疲れを感じる午後なんかはそうなりやすいです。
・調子に乗ると疲れる
音楽を聞いてるとテンポに合わせて作業の効率が上がったりしますよね。それ自体は良いことなんですが、やりすぎると結構疲労感が溜まります。なので好きな曲だからといってアップテンポな曲ばかり流すと疲れやすいので注意しましょう。
ということで個人的に音楽を流すと良いなと思っていたのですが、やはり気になるポイントもいくつかでてきましたね。
そこでオススメしたいのがラジオです。
疲れてきたらラジオがオススメ
音楽が気になって作業に集中できないって時はラジオがおすすめです。
ラジオなら音楽と違って次の曲とか前の曲という概念がないですし、何回も聞き直すタイプの音声メディアではないですよね。良くも悪くも一期一会という感じなので、そういったことで注意を引きつられる事はありません。
あと疲れているときやストレスが溜まってきている時は音楽を聞いていてもやはりイライラしたりネガティブな思考に陥りがちです。
しかしラジオは人の話し声がメインなので、思考がその話の内容にある程度引きつられるので目の前のイライラとは別の思考をすることができます。
なので個人的に疲労感も少なく集中しやすい午前中は音楽を流して、疲れてくる午後の作業などはラジオを聞くことが多いです。
ラジオ番組でもニュース系の番組は注意
ラジオでストレスを和らげることができるという話でしたが、注意したいのがニュース系のラジオ番組です。
というのも世の中のニュースはほとんどがバッドニュースが多いです。こういった悪いニュースは正直精神的良いものではありません。そんなニュースを聞いたらメンタルは落ち込んでしまいます。
なので個人的にお昼のNHKのニュースなどはなるべく避けるようにしています。
最近はポッドキャストがおすすめ
ということでラジオは良くも悪くも流れてくる情報を選ぶことができないので、ニュースには注意という話でしたが、他にも通販番組ばかり流れたりと既存のラジオ番組に飽き飽きしているという人も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのがポッドキャストです。
ポッドキャストはインターネットラジオの一種で、様々なラジオ番組をパソコンやスマートフォンを利用して聴くことができます。
結構歴史のあるポッドキャストですが、最近はSpotifyで聞けたり大手ラジオ番組がポッドキャストで配信したりしているのでかなり利用者が急増しているそうです。
トコログも今まで聴くことができなかった東京の番組が沢山聞けるようになってかなり嬉しいです。
特におぎやはぎのメガネびいきはお気入りの番組だったんですが、東海地方に戻ってからは聴くことができなかったのでかなり嬉しいです。
他にもポッドキャストは誰でも配信ができるので、ガジェットが好きな素人のおじさんが集まって配信しているBackspace FMという番組もかなりお気に入りです。
そして最近は声優のmacicoさんの農業声優machicoの週末ノウカーも農業ネタが多くて楽しいですし、アニメやゲーム好きなトコログ的に声優さんのラジオ番組は聴いてて楽しい。
ポッドキャストではないですがアニラジ系(超!A&G+、音泉、HiBiKi等)もコンテンツが豊富で聞いていたのしいですよね。農作業とは相性が良いと思います。
このように自分の好きな番組をチョイスして聞けるのがポッドキャストの素晴らしいとこですね。
ポッドキャストは通信量の節約もできる
ポッドキャストは他にも素晴らしい点があって、それは通信量を節約できることです。
radikoやストリーミングを利用したサービスは、なんだかんだで結構なデータ通信を行います。
音声メディアの場合、動画サービスと比較して通信量じたいは少ないので、一見大したことないように感じます。
実際radiko自体は一時間あたり40MB程度でそこまで大した通信量には感じません。しかしこれが8時間など長時間になると、一日で300MBを超えてきます。
これが1ヶ月の間に24日間利用した場合、7GB以上になり結構なデータ量になります。
トコログは格安simの3GBプランなので7GBだとかなりオーバーしてしまいます。
しかしポッドキャストは事前にダウンロードをしておくことが可能なので、家のWi-Fi環境で予めダウンロードしておくことでデータの節約が可能です。
これが地味にありがたくて、繁忙期は毎回通信量が不足して追加で購入したりしていたのですが、ポッドキャストを使い始めてからは3GBのプランでも十分賄えるようになりました。
radikoの代わりに普通のラジオを使うのもあり
意外とradikoは通信量を消費するという話ですが、普通のラジオなら通信量はかかりません。
タダなんです!
ということでradikoは便利ですが、アナログなラジオも使ってみると良いものです。特にFMラジオに関してはradikoよりも音質が良かったりするのでおすすめです。
最近ではワイドFMもありますので、AMラジオもFMで聞けるのでありがたいですよね。
個人的にこのラジオが最近気になっていて買おうか悩んでます。普段はソニーの小型のラジオ使ってるんですけどね。
ワイヤレスイヤホンが使いやすくておすすめ
ということで最後にBGMやラジオを流す際におすすめなのがワイヤレスイヤホンです。
ワイヤレスだとコードに邪魔されることがないのでかなり使い勝手が良いです。
特におすすめなのがノイズキャンセリングイヤホン、耳栓じゃないタイプのイヤホン、骨伝導タイプのイヤホンです。
まず安定しておすすめなのが耳栓タイプじゃないイヤホンと、骨伝導タイプのイヤホンです。
これらのイヤホンは耳栓しないので、外の音がしっかりと聞こえます。
なので周りとのコミュニケーションが取りやすかったり、作業音が聞こえるので安心感があります。
耳栓タイプだと作業音が聞こえないので、ミスをしやすかったり平衡感覚にも悪影響があるのでオススメはしません。
ただ草刈り機などエンジンを使う場合は、そちらの音の方が大きくて煩いので耳栓タイプも使えると思います。特におすすめなのがノイズキャンセリングイヤホンです。
普通のイヤホンだと全然BGMが聞こえないのですが、ノイズキャンセリングのおかげでしっかりと聴くことができますし。聴力へのダメージを減らすことができるのでオススメです。エンジンを切った際も外音取り込み機能を使えば外音もしっかりと聞こえるのでかなり使い勝手が良いです。
トコログは動噴や草刈り機を使う時はノイズキャンセリングイヤホンを良く使います。
ただノイズキャンセリングイヤホンは電池の消耗が激しいので、トコログは普段は電池持ちの良いワイヤレスイヤホンとノイズキャンセリングイヤホンを使い分けて使うようにしています。
まとめ
ということで農作業で音楽やラジオを流すと良いよというお話でした。
個人的には集中力があって疲れてない午前中に音楽を流すことで仕事の効率が上がったりストレスや疲労感がかなり緩和される感じがしてとてもいい感じでした。
そして疲れてきた午後からはラジオですこしのんびりと落ち着いた気分で作業ができて、今のところ午前は音楽、午後はラジオというのが一番しっくりときています。
もし農作業や肉体労働系の単純作業のストレスで疲れてしまうという人は音楽やラジオなどを使ってみてはいかがでしょうか。結構楽しく農作業ができてオススメですよ。
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