最近手網で自家焙煎をする様になったトコログです。
私がやっている焙煎は商売でやっている人やハイアマチュアの人からすると、お遊びみたいな物なのですが、そこそこ美味しい珈琲が飲めています。
そして焙煎作業自体が楽しいのです。
まだまだ慣れてないので豆がどの様に変化するのか、観察しているとワクワクします。
そんな手網焙煎ですが、焙煎作業の中では肉体派な焙煎作業です、割と筋力を要求してきます。
最初の焙煎作業は腕の辛さに悲鳴を上げてしまう可能性があります。私は上げました。
私が試した時はストップウォッチも用意していなかったので、終わりが見えずつらい焙煎経験になってしまいました。
そんな訳で結構腕が疲れる手網焙煎なのですが、電子レンジを活用してあげることでかなり楽になったのでその方法を紹介したいと思います。
電子レンジで生豆を下煎りすると焙煎が楽になる?!
焙煎作業に下煎りや水抜き、予備焙煎などという言葉があるみたいで、ゆっくりと煎って、ちゃんと豆の芯まで火を通す作業の事らしいです。
いきなり強火で煎って表面だけ焼けて生焼けっていう状態を防ぐのが目的みたいですね。
料理の下茹でとかそんな感じなのかなと思っています。
その下煎り作業を電子レンジで行ってしまえばかなり楽になるのでは?と思って調べてみると結構ネット上でも実践している人がいました。
結果も上々みたいなので私も試して見ることにしました。
最近は時短料理などで下茹でに電子レンジを使ったりするので、時短焙煎と言ってもいいかもしれませんね。
実際に電子レンジで下煎りをしてみた
という事で今回は手網焙煎をする前に電子レンジである程度加熱してから焙煎することにしました。
豆は前回しようしたブラジルNo.2を使っています。
こちらが前回の記事になります。使用機材なども書いてあるので興味がありましたら参考にしてみてください。
この豆を適当なお皿に乗せてレンジで温めました。
電子レンジの設定は500Wで3分間に設定にしました。
こちらが3分後の珈琲豆です。所々茶色くなったりと若干の加熱ムラが出てますね。
ムラが気になる場合は途中で何回かかき混ぜると効果的だと思います。
それともう少し広いお皿に豆が重ならないようにすると良いのかなと思いました。
でも下煎りはこれで大丈夫そうなので手網焙煎に移ります。
まず手網に豆を移します。
若干チャフや煙が出たりしていたので、すこし加熱しすぎたかもしれません。
後はコンロの上でいつも通り手網を振って焙煎しました。
そして手網焙煎を初めて2~3分後に1ハゼが始まりました!速い!
前回はコンロの上で10分くらい振って1ハゼだったのでこの時点がかなり疲れを感じていましたが、今回は全然余裕があります!
その後2ハゼ始まりってすぐに火を止めたのですが、掛かった時間は約7分30秒とかなり早く終わりました。
後はいつもどおりUSBファンで珈琲豆を冷やして完了です。
レンジの3分を含めても合計11分程度と結構早めの焙煎速度なのではないでしょうか。
そしてなんと言っても手網を振る時間が8分以下だったので腕の疲れが殆どありません。
焼けた豆は結構ムラになっていますが、私が手網でやるとこれより酷いので思った以上に電子レンジでの下煎りは良かったかもしれません。
電子レンジで下煎りをしてみた感想
という訳で今回は手網焙煎する前に電子レンジで下煎りをしてみた感想なのですがかなり良いです。
というのもやはり手網焙煎の腕を振る時間が半分近く短縮できたので手網焙煎に対するハードルがとても下がりました。
特にこれから手網焙煎してみたいって人や、手網焙煎に疲れてうんざりしてしまった人にはかなりおすすめです。
少し気になるのが電子レンジで下煎りするのと、直火でゆっくりと下煎りをした場合はどれくらい味に影響がでるのかが気になります。
それと電子レンジの下煎りも結構ムラにもなったので、その辺りはレンジの回数を何回かに分けて、かき混ぜたりして対策したいと思います。
ちなみに電子レンジで焙煎した豆は翌日に飲んでみたのですが、普通に美味しかったです。
というか自分の手網焙煎歴(まだ4回ですが)の中で一番美味しかった気がします。
まとめ
という訳で今回は電子レンジを使って下煎り後に手網で焙煎してみました。
これが思った以上良くて特に手網焙煎の作業が短く楽になったのでハードルがガクッと下がった気がします。
手網焙煎は疲れそう、大変そうなので躊躇している人などは電子レンジを上手く使うことで結構楽になるので一度試してみてはいかがでしょうか?
コメント