どうも最近はめっきり包丁を握っていないトコログです。
以前まではトコログは料理番としてごはんを作る機会が多かったのですが、実家に帰ってからは勝手にご飯が出てくるので殆ど料理をしなくなりました。
しかしふと包丁を握ってみると、実家で使っているまな板が酷い……傷や黒ずみがってレベルじゃなく、歪んでまな板が波打っているのです。
20年以上使用しているのでしょうがないのですが、流石にこれは使いにくいので新しいまな板を購入してみました。
木製?ポリエチレン製?今は合成ゴムが流行り?
まな板を選ぶ時に気になるのが材質。
一般的に普及しているのはポリエチレンなどのプラスチックまな板か木製のまな板が殆どです。
木製のまな板は切り心地がソフトで包丁にも優しいので、料理をする上では使い勝手が良いのが特徴です。
しかし天然素材なので臭いが移りやすかったり、最初に水につける必要があったりと手入れをしっかりとする必要があります。
他にも漂白剤が使えなかったりとメンテナンス性ではプラスチックより劣ります。
逆にプラスチック性は手入れがしやすく、漂白剤なんかも安心して使うことができたりとメンテナンス性は高いのです。
しかし素材自体が硬いので包丁の刃が悪くなりやすく、腕も疲れやすくなります。
そんな2つの良いところを合わせたのが合成ゴムみたいです。
合成ゴムはポリエチレンなどのプラスチック素材よりも柔らかく、刃のアタリはソフトでそれでいてプラスチック性の様に手入れが簡単で、さらに傷がつきにくいというメリットだらけのまな板らしいです。
そんなわけで、今回は初めて合成ゴムのまな板を購入することにしました。
ゴムまな板アサヒクッキンカット 家庭用 L
今回はゴムまな板で有名なアサヒクッキンカットのLサイズを購入することにしました。
ちょうど家で使っているサイズとLサイズが同一サイズでまな板スタンドもそのまま使えそうなのでこれをチョイスしました。
AmazonなんかではMサイズが一番人気みたいですね。
個人的はまな板は大きいほうが捗るので台所が許す限り大きいサイズがおすすめです。
ゴムまな板アサヒクッキンカット 家庭用 Lのスペック
メーカー | パーカーアサヒ(アサヒゴム) |
---|---|
色 | ベージュ |
サイズ | Large 400×230×13mm |
商品重量 | 1.25 Kg |
常用温度範囲 | 100℃ |
食洗機 | 非対応 |
製造国 | 日本 |
購入後に気がついたのですが、食洗機に非対応で常用温度範囲が100℃とあるので、もしかしたらすこし熱に対して弱いのかもしれませんね。
使う時は火の元の近くや熱々の鍋やヤカンなんかを置かないようにしたほうがいいですね。
熱湯消毒も90℃以下でと書いてあるのでその辺も注意が必要ですね。
ちなみにMADE IN JAPANなので安心感があります。
実際にアサヒクッキンカットを使ってみた!
という訳でアサヒクッキンカットを使ってみたいと思います。梱包はビニールがしてあるだけの簡易包装で簡単にはがせます。
クッキンカットの角は家庭用のまな板と比べ角ばったデザインですが、しっかりと面取りされているので角で怪我する心配は少なそうです。
そして写真では分かりづらいですが、表面はすこしザラザラな感じで木目を意識したような加工がされています。
今まで使っていたまな板と並べてみました。
以前のまな板は傷もすごいですが、反りや凹みがあり机に置くと隙間ができてしまいます。
アサヒクッキンカットは新品なので隙間が無く平らです。
これだけでも切りやすさが全然ちがいます。
やはりまな板もちゃんと手入れしたり買い替える必要があるなと感じました。
試しに切ってみる!
そんなわけで試しにトマトでも切ってみようかと思ったのですが、トマトを切った写真がなぜかクラッシュ……
代わりに人参をカットした写真です。
ちなみに切ってみた感じは確かにプラスチック性のまな板よりアタリが若干ソフトに感じます。
まな板自体には若干キズがつきますが、プラスチックや木製より傷がつきにくい(弾性で埋まる?)感じがします。
ただ木(ヒノキなど)のような切り心地はなく、木のほうが柔らかく刃のあたりが心地良い気がします。
木と比べると若干硬く、音もコンコンとすこし甲高い音がします。
以前使っていたラバーウッド(少し硬い)のカッティングボードよりは柔らかくヒノキのまな板より硬いって感じがしました。
そんなわけでヒノキや銀杏などのまな板を使っていて同じ様な切り心地を期待するとすこしガッカリする可能性があるので注意しましょう。
ただラバーウッドのカッティングボードなんかよりは刃の当たりが良いので、確かに木の様な切り心地とも言えなくはないかもしれませんね。
使ってみた感想
という訳で実際に使ってみた感想を素直に述べると、正直ヒノキなどの木製のまな板の方が個人的には好みではありました。
しかし肉や魚を切った後に臭いが付きにくかったり、ハイターなんかで気軽に除菌できるは非常に便利に感じます。
まな板自体も抗菌仕様なのでしっかりと洗えば雑菌の繁殖を抑えられ衛生面も木製に比べて安心して使うことができそうです。
それと弾性があるのでプラスチック性のまな板より傷が目立ちにくいです(ゴムなので埋まる)。
アサヒクッキンカットは包丁が長持ちする!?
それとアサヒクッキンカットの総合カタログによると包丁の刃先のダメージが”「木製まな板」とほぼ同等の刃先ダメージであると判断される。”と書いてあり、包丁を大事に使いたい人にとってはありがたいです。
ちなみにこのテストでは5万回の切断を繰り返し、木製まな板はスプルースという木材のまな板と比較したみたいです。
スプルースはヒノキや銀杏より柔らかく桐並みに柔らかいので、スプルースと同等という事はかなり刃に優しいのだと思います。
まとめ
という訳で今回は合成ゴムのまな板”アサヒクッキンカット”を使用してみました。
確かにプラスチック性のまな板より刃のアタリがソフトですが、木と比べると若干の硬さを感じます。
しかしそれ以外では圧倒的に使いやすく、除菌も簡単にできて抗菌仕様なので衛生面についてはかなり安心。
個人的にはプラスチックのまな板よりは全然オススメです。包丁の刃もプラスチックのまな板に比べ長切れしやすいみたいです。
木製からの買い替えは少し悩みますがいっそ木製とゴム製のまな板を用途に分けて使うと良いように感じました。
特に魚や肉は合成ゴムのまな板がオススメです。
扱いが楽で包丁に優しいまな板が欲しい人や、肉や魚用にまな板がもう一枚欲しい人は一度アサヒクッキンカットを検討してみても良いかもしれませんね。
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