どうもこんにちはトコログです。
今回はあの超高級マウスLogicool G PRO X SUPERLIGHTを購入しました。
正直言うと買うかすごい悩んだマウスです……だって価格が16,200円っ!高すぎ!
しかもゲームに関してはガチってるわけでもなく、カジュアルに楽しくレベルなので分不相応感が半端ない。
それでもやっぱ世界最高レベルのマウスなんて言われたら買うしかないですよね!ってことでかなり無理して買いました!マウスに16,200円って頭がおかしくなりそう。
そして使ってみてると色んな意味でレベルが違います。
とにかく軽い!それでいて精度はバッチリ!とにかくFPSで勝つために生まれてきたマウスって感じ。
かなりのバケモノマウスです。
もちろん普通のマウスとしても問題なく使えてます。とはいえ便利機能系は他のゲーミングマウスの方が優れているとは思いますので、自分にとってホントに必要なマウスなのか自問自答させられたりもします……この辺りはマウスに何を求めるのか……色々と沼に嵌りそうな予感です。
ということで今回はLogicool G PRO X SUPERLIGHTをレビューしたいと思います。
Logicool G PRO X SUPERLIGHT
今回購入したのがLogicool G PRO X SUPERLIGHTのブラックモデルとなります。
Amazonにて16,200円で購入。たけぇ……
このLogicool G PRO X SUPERLIGHTはGPROシリーズの3代目のマウスとなります。
二代目のGPRO Wirelessが軽量+遅延のない無線が超好評で、プロゲーマーから一般的なカジュアルプレイヤーの多くのプレイヤーが愛用する大人気マウスとなりました。
そのGPRO Wirelessを更に軽量化しロジクールG史上最軽量63g未満という恐ろしいマウスとなっております。この圧倒的な軽さには度肝を抜かれますね。
その代償として右サイドボタンとウラ面のDPI切り替えボタンは省略され、非常にシンプルなマウスになりましたね。まさかこんな軽いマウスが1万6千円するなんて、マウスに興味がない人からしたら頭がおかしいと思われそうです。
Logicool G PRO X SUPERLIGHTのスペック
型番 | G-PPD-003WL-BK |
---|---|
サイズ | 125mm x 63.5mm (幅) x 40mm (高さ) |
重さ | 63g |
ワイヤレス | LIGHTSPEEDワイヤレス |
センサー | HERO 25K |
トラッキング速度 | 400IPS |
最大加速度 | 40G |
解像度 | 100~25,600dpi |
USBレポートレート | 1000 Hz (1ms) |
マイクロプロセッサ | 32ビットARM |
電池寿命 | 連続動作:70h |
ソフト | Logicool G HUBのダウンロード |
Logicool G PRO X SUPERLIGHTのレビュー
それでは実際にLogicool G PRO X SUPERLIGHTをレビューしていきたいと思います。
まずは開封
まず箱ですが、めちゃくちゃ気合が入っていますね。
他のロジクールGのパッケージはグレート青を基調としているのですが、GPROは黒色です。
そして横にはロジクールGがスポンサーをしているプロゲーミングチームのロゴが入ってます。
このいかにもプロゲーマー使ってます感が良いですよね。プロ仕様を買ったんだ!って気にさせてくれます。
箱の中身
付属品もかなり気合が入っていますね。
軽量化のためサイドのラバーは好みで貼れるようになっていたり、底面のフタもソール付きのタイプが付属していたりします。
本体の外観
形状は左右対称の丸形形状のシンプルな形をしています。
この丸みを帯びたデザインにほとんど継ぎ目のないデザインがカワイイ感じで好きです。
ちなみにフィット感はそこまで悪くないですが、エルゴノミック系のマウスと比べるとやっぱり少し気になる感じはしますね。
本体を上から眺めるとこんな感じになります。
左右対称ですが指で掴む部分にクビレがあったりと意外と持ちやすく設計されているのが分かります。
そしてGマークはゲーミングデバイスとしては珍しく光りません。シ
ンプルなシルバーの印刷となっています。
ボタン数は合計5ボタンと必要最小限といったレベル。
これも重さを優先するためにストイックに削っていた結果だと思います。
とはいえ最近は基本的に6ボタン以上のマウスが多いので、地味にこの1ボタン少ないのが辛いです。
せめてGPROワイヤレスみたいに裏面でも良いのでDPI切り替えボタンがあればと思ったことも……
本体側面にはラバー素材などは一切なく、サイドボタンも左側面だけと右利き専用に変わりました。
ボタン自体は小さいですが、配置場所が良いおかげなのか意外と押しやすい印象。
右側面は何もかくSUPERLIGHTと軽さをアピールしていますね。
正面からみても左右対称というのがわかりますね。
ホイールに関しては白い大きめのホイールに黒いラバーで覆われています。
このホイールも軽量化のためスポークの形状をしておりかなりスポーティな雰囲気ですね。
個人的にはなぜここだけ白なのか……できれば黒に統一して欲しい感じはします。
そしてホイールの感触はかなり軽くスクロールはしやすい印象。
ただしマウスが薄いためホイールの背が少し高く感じます。
そのおかげでホイールクリックはすこししにくい印象。
充電端子は他のロジクールG製品と同じくMicroUSBを採用しています。
専用ケーブルを使用することで有線マウスとしても使用することが可能です。
そしてロジクールGは今まで布系の硬いマウスケーブルを使用していましたが、柔らかいゴム製の物に切り替わっていました。
個人的には今までのケーブルは固くて取り回しがしずらかったので、このケーブルはかなりいい感じです。
あと延長ケーブルに拡張アダプターを付けることでレシーバーの取り付けも可能となっています。
卓上にケーブルとレシーバーを置いておくと充電の際に便利。
後ろはシンプルは丸い形状。
継ぎ目が一切ないシルエットがとても良いですね。
裏面にはゼロ添加物PTFEフィートのソールが沢山使われています。
特にマウス先端側のソールの量はすごいですね。
ちなみにフタを開けるとワイヤレスレシーバーを収納することができます。
これが地味にありがたい。G703だと収納場所が無くて困るんですよね(^o^;)
そしてフタはソール付きのタイプに交換することもできます。もう半分以上はソールで覆われています。
ちなみにPOWERPLAY対応なので専用のマウスパッドを買えばワイヤレス充電が可能です。
でもそのマウスパッドはこのマウスより高いんですけどね……
最後に重量を測ってみましたが60g!
63g以下なのでてっきり62gになるかと予想してましたが60gとは驚きです。ていうか改めてみても可笑しいくらい軽いですね
ソフトウェアに関してはロジクール公式のGHUBを使用することで、色々と設定をすることが可能となっています。
ちなみにDPIが小さいLEDの色でわかるようにな親切設計となっています。とはいってもDPI切り替えボタン使わないと恩恵は0なんですけどね……
実際に使ってみた感想
ということで、かれこれ2~3週間使ってみました!
やはりこのマウスはすごいですね!特にその軽快さが素晴らしいです。
特に長時間プレイをした場合の疲労感が全然違います。おかげで普段なら腕が疲れてくるとこでも安定してゲームを楽しむことができます。
さすがは軽さに特化したマウスなだけはありますね!
それだけにゲーム以外の部分では途端に平凡なマウスになってしまいますが、それはしょうが無いところですね。
気になったポイント
ではまず気になったポイントから紹介したいと思います。
特に感じたのが既存のエルゴノミック系のゲーミングマウスや高機能マウスに慣れていると不便に感じるポイントが多いという印象ですね。
逆に今までシンプルなマウスを好んで使っていた人にとってはデメリットといえるポイントが少ないと思います。
DPI切り替えボタンが無い
残念ならGPROXには5ボタン仕様なのでデフォルトで使えるDPI切り替えボタンがありません。
しかもボタン数も少ないのでDPIの切り替えを割り振るのも厳しいということで、基本的にGHUBのプロファイルの自動切り替えで対応することになると思います。
しかしGHUBがバグったときや、別のPCでいざ使いたいってときに変えられないのは少し面倒と感じました。
あと多ボタンマウスで作業の効率化を計りたいタイプの人とは相性がよくないですね。
トコログはG502の呪縛で作業中は多ボタンマウスを使っています(最近はBasilisk Ultimateがお気に入り)。
逆に多ボタン使って無いって人は全然問題のないポイントですね。
良くも悪くも左右対称
形状は左右対称のシンプルな形状。
このマウス形状が好みというタイプの人も多いと思います、特に左利きの人は左右対称が正義ですよね。
しかしボタンが右利き用なのに、形状は左右対称のままで良いのだろうか?
それならいっそ左右非対称のエルゴノミック形状のほうが良いのにと感じるユーザーは多いと思います。
個人的にずっとのエルゴノミック形状のマウスを使っていたので、やはり左右対称の形状は慣れず、2週間以上つかっていますが未だに違和感を感じますね。
これもIE3.0エルゴノミックの呪縛ですね……なので今まで左右対称を使っていた人は全然問題無いと思います。
とにかく値段が高い!
このマウスの一番のデメリットはやはり価格じゃないでしょうか。
とにかくマウスに16,000円超えは買うのにかなり躊躇してしまいます。もちろんそれなりのメリットも多くありますが、カジュアル勢にとってはなかなか手が出しづらい価格帯ではありますね。
とはいってもこれほどの性能のマウスは唯一無二といってもいいので、ちょっと奮発して買ってしまうのもありですよね。
充電はやっぱり面倒
ワイヤレスマウスで一番の欠点は充電。
GPROXは電池持ちがかなり良いので、そこまで気になりませんがやっぱり充電ってなると、いちいちアダプター外してマウス刺してと面倒です。
解決策としてPOWERPLAYがありますが、さすがに充電システムに2万円は(というか最近は打ってない)高すぎるのでRazerみたいな充電ドックを出してくれたらホントに神マウスなのに。
良かったポイント
軽い&ワイヤレスは異次元の快適感
とにかくこのマウスのすごい点は軽い&ワイヤレスですね。
持った瞬間、あまりの軽さにビビりました。しかもワイヤレス!
ちなみにこのマウスに慣れたあとにG703hとか持つとかなり重たく感じちゃいます(^o^;)
G502になるともう2倍の重さになりますから、何このクソ重マウス……ってなります(でもすごい良いマウスですよ)。
そしてマウスをブンブン回しても全然疲れません。長時間ゲームやっていても腕が疲れないのも良いですね。AIMラボとかでずっとエイムのトレーニングをするのにも快適。
しかもワイヤレスなのでケーブルの引っかかりも一切きにならない!すごすぎ!
ちなみにAIM力に関しては他のゲーミングマウスと比べて劇的に変わるという印象は無かったです。
単純に疲れづらく、長時間安定して精度を維持できるという印象でした(G502を使うと重すぎて途中からしんどくなります)。
ラバー素材がないのでベタつかない
地味に良いのがラバーの取り付けがオプションなポイント。
特に湿度の多い日本では過湿分解してベタついたり溶けやすいので、ラバー嫌いって人も大勢いると思います。トコログもG502のラバーには悩まされました(溶けまくってる)。
なのでラバーで嫌な体験をしている人は、このラバーが最初から無いというのは非常に良いポイントだと思います。
まとめ
ということで今回はG PRO X SUPERLIGHTをレビューしてみました。
やはり63g未満は異次元の体験ですね。
とにかく軽い!なので長時間ゲームをプレイしていても全然疲れませんでした。
そして長時間ゲームができるということは、それだけゲームが上達しやすいということでもありますね。
なので本気で上手くなりたいって思っている人には最適なマウスだと思います。
逆に軽さ以外の部分は他のゲーミングマウスの方が優れているといいます。
特に多ボタンでエルゴノミック形状になれた人が乗り換えるには、すこし抵抗があると思います。
逆に多ボタンやエルゴノミックなど気にしない人にとっては最高のマウスなんじゃないでしょうか。
興味がある人は一度チェックしてみると良いと思います。
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