どうもウイスキー大好きトコログです。
つい先日、山崎蒸留所へ見学に行ってきました!
いつか行きたいと思っていたのですが、なかなか予約を取るのが難しかったのですが、
今回は予約する事ができました!
やったー!
しかもトコログは今まで蒸留所見学に行った事がなかったので、今回が初めて!
書籍などで製造方法なんかはなんとなく知っていますが、今回は現場でどの様に作られているか見学することができます!
そんな訳で今回は山崎蒸留所の見学レポートみたいな感じで紹介できたらと思います。
山崎蒸留所とは?
山崎蒸留所はサントリーのウイスキー蒸留所です。
シングルモルト「山崎」の名前もこの蒸留所の原酒を使っているので有名です。
他にも日本初の本格ウイスキー蒸留所であったりと、日本のウイスキー史に大きな貢献をしてきた蒸留所とも言えます。
そして都市部からのアクセスも良好で初めての蒸留所見学にこの蒸留所を選ぶ人も多いのではないでしょうか?
ちなみに私もそのうちの1人です
山崎蒸留所の見学について
山崎蒸留所は予約制ではありますが、見学をすることができます。
ウイスキー好きとしては是非とも製造工程を見てみたいですね。
現在山崎蒸留所では3つの見学コースが実施されています。
- 山崎蒸留所ツアー(有料)
- THE STORY OF YAMAZAKI ~シングルモルトウイスキー山崎誕生の物語~(有料)
- 山崎ウイスキー館見学(無料・製造工程見学無し)
この中で製造工程を見学できるのは有料のコースのみなので、出来る限り有料コースを選択すると良いでしょう。
さらに有料コースでは見学の最後にはシングルモルトウイスキー「山崎」の構成原酒(非売品)のテイスティングができるので、かなりお得感のあるツアー内容だと思います。
今回トコログは山崎蒸留所ツアー(有料)を予約しました。
THE STORY OF YAMAZAKIは土日祝のみで、しかも1日に1回のみと予約を取るのが非常に難しいので諦めました。
コースの時間や年団について表にまとめるとこんな感じになります。
コース | 値段 | 試飲 | 時間 |
---|---|---|---|
山崎蒸溜所ツアー(有料) | 1000円 | 山崎構成原酒 | 80分 |
THE STORY OF YAMAZAKI | 2000円 | 山崎構成原酒 | 100分 |
山崎ウイスキー館見学 | 無料 | 有料のみ | 特になし |
ちなみに有料コースは見学後にウイスキー館を見学したり、有料のテイスティングカウンターを楽しむ事ができます。
予約についてはインターネットの公式サイトから簡単に予約ができるようになっています。
公式サイト 見学コース一覧|サントリー 山崎蒸溜所
山崎蒸留所へのアクセス
山崎蒸留所へのアクセスは非常に簡単で、最寄りの山崎駅や大山崎駅から徒歩10分程度でアクセスが可能です。
京都駅も大阪駅も近いので遠方からでも簡単に行けると思います。
山崎蒸留所へのアクセスの詳細については別の記事でまとめてあるので、参考までにどうぞ。
参考リンク サントリー山崎蒸留所へのアクセス方法!駅から近くて気軽に行けちゃう!
実際にサントリー山崎蒸留所を見学してみた
という訳で実際に蒸留所へ見学にいってきました。
まず受付にて予約した事を伝えると、入館証を借りることができます。
そのまま奥に進むとウイスキー館があります。無料見学コースはこの館内を自由に見学ができます。
有料見学の場合はウイスキー館の2階で見学開始の時間まで待機です。
中に入ると山崎蒸留所のパンフレットや案内図があるのでゲットしておきます。
ウイスキー館の2階にはちいさな模型で製造工程が分かるようになっていました。
他にも山崎の誕生秘話や歴史なんかも壁面を使って紹介されていました。
いざ蒸留所見学へ!
という訳で時間になったので工場の中を見学します。
見学ではガイドさんがいるので、ガイドさんに従って工場を見学していきます。
まずはここで仕込みについての解説を聞きました。
原料となる水と大麦を発芽・乾燥させ麦芽を作ります。
その麦芽を細かくし、仕込み水とともにこの仕込層へ入れ麦汁を作るみたいです。
ちなみにここで使われる水は「離宮の水」と呼ばれ日本名水百選にも選ばれているみたいです。
やはりウイスキー作りに良い水は必須の条件みたいです。
仕込層の隣の部屋には発酵槽がありました。
ここでは麦汁に酵母を加えアルコールを作り出していきます。
山崎蒸留所では木桶発酵槽とステンレス発酵槽の2種類があります。
発酵槽を使い分け様々な原酒を作り出しているみたいですね。
次は蒸溜釜を見学しました。
蒸溜釜では発酵によって生まれたもろみを蒸留し、アルコール度数の高いニューポットを作り出します。
このウイスキーで使われる蒸溜釜はポットスチルと呼ばれ独特な形が特徴的ですね。
山崎蒸留所では16基(初溜8基、再溜8基の合計16基)のポットスチルがあり、形状の違うポットスチルを使い分けることで、多種多様な原酒を作り出しているみたいです。
ちなみにこの時は運良く蒸留している釜を見学することができました!
次は貯蔵庫を見学です。
先程蒸溜して作られたニューポットを樽に詰めて熟成されます。この熟成が他のスピリッツとの大きな違いですね。
ちなみに貯蔵庫はかなりアルコールの匂いがするので、アルコールに弱い人は外で待つことできるみたいです。
そして入り口に入ると樽の底が透明のフタがされて中身が見える樽が置いてあります。
熟成が進むと左の樽みたいに、中身が減っていき色が濃くなります。
減ったウイスキーは天使の分け前なんて呼ばれたりしてますね。
貯蔵庫には沢山の原酒が貯蔵されていました。
奥に行くと黒いフタの樽がありました。
これは知多で作られたグレーンが貯蔵されているみたいです。
わざわざ愛知県から運んでるんですね。
テイスティングもできちゃう
蒸溜所の見学が終わったので最後にテイスティングをすることができます。
用意されていたのは
- 山崎ホワイトオーク原酒
- 山崎ワイン樽原酒
- 通常の山崎×2
こんな感じで4つのグラスが用意されていました。
左から3つのグラスはテイスティング用で残りの山崎は好きなように頂けるみたいです。
原酒はなかなか飲む機会が無いので、いい体験になりました。
ホワイトオーク原酒は香りがすごい華やかでしたが、荒々しい感じがしました。
対してワイン樽は全体的に大人しいですが、スイートな感じでワインっぽい。
最後に美味しいハイボールの作り方を教えて貰えるので、それに倣ってハイボールを作りました。
おつまみも用意されていました。
テイスティングについてもプロジェクターで説明をしてくれたりと、初心者の人でも安心して楽しむ事ができます。
という訳でこのテイスティングを終えて見学は終了となります。
貴重な蒸留所見学にテイスティングとウイスキー好きならかなり楽しめると思います。
また機会があれば見学したいですね。
帰る前にお土産へ
見学が終わった後は、ウイスキー館でお土産買ったり見学することができます。
とりあえずお土産を見てみましょう。
山崎蒸留所の樽チップを使って燻製にしたおつまみが売っていました。
他にも樽材を利用した小物が売っていますね。
そして蒸留所限定の山崎も売っていました。
そんな訳でトコログも調子に乗って色々と購入してしまいました
こちらは山崎蒸留所限定の山崎!
テイスティンググラスも買っちゃった。15mlの線があるので使いやすそうです。
そして樽チップつかった燻製の奴です。
有料試飲もしてきました
ウイスキー館では有料の試飲もしていました。
有料試飲のメニューですが、ピンぼけしてしまいました……
しかし価格はめちゃくちゃ優良ですね。
NA山崎が15ml、100円で飲めるなんて。
山崎12年が200円とかボトルの値段を考えてもやばい。
という訳で3つのウイスキーを注文してみました。
ちなみに1回で注文できるのは3つまでとなっています。
頼んだのはこちらの
- 山崎ニューポット
- 知多ニューメイク
- 山崎12年ミズナラ樽
という蒸留所限定の物をチョイスしてみました。
まさかニューポットがいただけるなんて!しかも構成原酒のしかもミズナラ!
いやホント天国
あとはテーブルに運んで試飲します。
ちなみに飲食の持ち込みは禁止なので注意です。
しかし初めてニューポットを頂いてみましたが、クセも味もすごい!
グレーンは割と落ち着いていますが、それでもこっちはこっちですごかった。
そしてミズナラ原酒は美味すぎでした!
今回はテイスティングも含めかなり飲んでしまったので、このへんで撤退しましたが他にも色々と試飲したかった……
まとめ
という訳で今回はサントリー山崎蒸留所へ行ってきました。
ウイスキー好きなら行って後悔無い内容でした。特に有料試飲のコーナーにある原酒なんかはホント心奪われました。
次は無料の見学で試飲しまくるのもアリかもなんて思ったりしています。
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