どうもウイスキー大好きトコログです。
つい先日ツイッターを眺めてたらおもしろ商品をふと目にしたので購入してみました。
それが樽フレーバーという商品で、どうやらそれをウイスキーの中に漬けて置くだけで自宅で熟成させることができちゃうグッズみたいです。
オークボトルやミニ樽なんかは少し興味あったのですが、金額も結構するので及び腰でしたが、タルフレーバーはそこそこ安いので手がだしやすかったです。
そんなわけで今回は樽フレーバーをレビューしたいと思います。
樽フレーバー (Taru Flavor)三種[ホワイトオーク・山桜・ミズナラ]
今回購入したのは有明産業の樽フレーバー3種[ホワイトオーク・山桜・ミズナラ]を購入しました。
有明産業は日本で唯一とも言える洋樽の製造メーカーで、実際にウイスキーの熟成に使われる樽を作っているそうです。
そして樽フレーバーは樽の制作方法と同じ様に作ったスティック。
この樽フレーバーをボトルに沈めておくだけで、樽に漬けたのと同じような効果を得ることができるとか。
しかも価格は1本500円〜800円程度とお試しで買いやすい値段設定となっています。
ウイスキー好きとしてはとても気になる商品。
ちなみにお店での取扱はあまり無いみたいで、リカマンの銀座店で買えるらしいです。
ネットではリカーマウンテンが通販で取扱をしているので、楽天のリカマンで購入しました。
樽フレーバーを開封してみる
まずこちらがパッケージとなります。
左がホワイトオークで、真ん中がミズナラ、右が山桜となっています。
袋から出すとこんな感じで、表面には焼印的なもので模様がついています。
おしゃれで見分けもつきやすいです。
スティックの周りにはしっかりとチャーリングが施されており、燻製チップみたいな匂いがしました。
裏には有明産業の焼印が入っていました。
実際に樽フレーバーで熟成させてみた。
というわけで実際に熟成させてみようと思います。
熟成させるお酒ですが、市販のウイスキーを使ってもいいのですが、熟成具合が分かるニューメイクを使いたいところです。
しかしニューメイクが結構高いので、このネタの為に買うのも……
そんな訳で今回は適当にアルコール度数の高いなんちゃってグレーンを作ることに。
準備したもの
- 安い焼酎(大五郎的な奴)
- エタノール
実際に作られるウイスキーはアルコール度数が60〜70%近くあるみたいなので、やっすい焼酎に無水エタノールを使ってアルコール度数を水増しします。
なんかアル添ウイスキーを作ってる気分になりますね。楽しい!
スピリタスやアルコール度数の高いウォッカが安全だと思います。
そんなわけで無水エタノールと焼酎を1:1で割ってアルコール度数60%前後のグレーンもどきを作ってそれを瓶に入れていきます。
セリアで見つけた角瓶が160mlでちょうど良さそうなのでそれを使いました。
あとはここに樽フレーバーを入れて熟成するまで待ちたいと思います。
今回はとりあえず1日程度熟成してみようと思います。
2日熟成させてみた結果
そんなわけで1日熟成でどんな感じになるのか、チェックしようと思っていたのですが体調不良で2日熟成してしまいました。
見た感じはウイスキーみたいな琥珀色をしていてびっくり!
ちなみに1日でも同じくらい色がついていました。
というわけで実際に飲んでみました。
今回はで無水エタノールので作ってしまいましたが、無水エタノールは飲まないほうがいいので絶対に真似をしないでください。
まずホワイトオークの樽フレーバーで熟成させたのを飲んでみた。
香りが普通にウイスキーしています!これにはびっくり。
まず樽感があり、オークの香りや燻製チップみたいな香りがグッと広がってきました。
香りは十分で下手な1000円以下のウイスキーよりウッディー感はあって面白いです!
味わいはずいぶん単調ですが、マイルドで飲みやすいです。ほんのり甘みがあります。
普通にウイスキーっぽい何かが出来ていて驚きです。
使ったお酒がほぼアルコールなので樽フレーバーの個性が楽しむことができました。
ヤマザクラの樽フレーバーを飲んでみる
ヤマザクラもホワイトオークと同じ様に樽感とウッディーな感じがしますね。
マザクラの若干スッとするような清涼感がありました。
味わいもホワイトオークと似たような感じですが、すこし渋み的なものやクセみたいなものを感じます。
ヤマザクラの樽フレーバーもしっかりと香りや味が付いていてびっくりです。
最後はミズナラの樽フレーバーを飲んでみる
ミズナラに関しては、上記の2つに比べ香りが濃厚で、あのミズナラの独特の香りがしっかりと移っていて、爽やかな森をイメージさせられます。
味わいも樽感が感じ取れて、甘みと渋みのバランスが良く、普通に美味しいですよ。
ほんと下手したら安いウイスキーより美味いぞこれ……
樽フレーバーのどれも香りや、味わい申し分ないですが、ミズナラは更にオススメです。
特にミズナラ好きにはたまらないでしょう。
まとめ
そんな訳で適当に作ったアルコールに樽フレーバーを入れるだけで、それなりにウイスキーっぽい何かを作ることができました。
モルトが入っていないのでグレーンウイスキーに近い物だと思いますが、それでも自分で熟成させてみるというのは楽しいですね。
今回はウイスキーじゃないお酒をウイスキーっぽくしてみましたが、ウイスキーにそのまま入れて香りや味わいに変化をつけて楽しみこともできます。
価格も安いので樽フレーバーが気になる人は一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
安いウイスキーがこれで化ける可能性も
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