α6400にLA-EA3+sigma17-50mm f2.8を使ってみた!標準ズームレンズにおすすめ!

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どうもカメラ大好きトコログです!

最近α6400を買ったのですが、一番使うレンズがaマウントレンズのsigma17-50mmf2.8です。

このレンズα55時代から使ってるのですがf2.8の標準ズームレンズという事で便利なんですよ。
しかもeマウントにはf2.8の標準ズームレンズが無いので今でも結構おすすめです。

そんな訳でα6400にsigma17-50mmf2.8のレンズを付けてみたらどんな感じだったのか紹介したいと思います。

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LA-EA3+sigma17-50mmf2.8をα6400で使う

という事で今回使用したのがsigma17-50mmf2.8のレンズです。
結構古いレンズではありますが、f2.8通しでHSMという事で結構使い勝手がいいレンズです。

SONY マウントアダプター LA-EA3

まずα6400にaマウントレンズを付けるためにマウントアダプターを用意しました。
今回用意したのがLA-EA3

現状SONY純正のアダプターはこのLA-EA3LA-EA4のラインナップがあります。
それぞれのマウントアダプターでは動作する仕様が違ったりするので、自分の用途に合わせてチョイスすると良いでしょう。

個人的にLA-EA4だとα6400の優秀なAF機能のほとんどが制限されるのでLA-EA3をチョイスしました。

ちなみに違いを簡単にまとめるとこんな感じ。

項目 LA-EA3 LA-EA4
AF方式 像面位相差AF 位相差AF
AFポイント カメラ依存(a6400/425点+425点) TLM(15点3点クロスセンサー)
モータ内蔵レンズ MFのみ AF対応
動画撮影時のAF MFのみ AF対応

パッと見た感じLA-EA4の方が良さそうに見えますが、AFポイントが少なすぎてキツイです。
というか以前使っていたα55と同じAF性能になっちゃいます。

という事でモーター内蔵レンズ(SAM、SSMなど)の場合はLA-EA3をおすすめします。

SIGMA 標準ズームレンズ 17-50mm F2.8 EX DC HSM ソニー用

レンズはシグマのAPS-C用標準ズームレンズ17-50mm f2.8 DC HSMです。
現状eマウント(APS-C)では標準ズームのf2.8通しのレンズが無いので、基本的にマウントアダプターを経由して使う方法が一般的です。

なのでアダプター経由になりますが、標準ズームレンズが欲しい人には割とおすすめです。MC-11経由ならキヤノンマウントでもOKです。

ちなみに今なら新品で3万前後の価格で買えます!破格すぎる。

ちなみにSONY純正の16-50mmf2.8も中古なら2~3万円程度とめっちゃお得です!シグマのレンズもってなかったらこっち買っちゃうかも。
参考リンク 中古ソニー DT 16-50mm F2.8 SSM|カメラのキタムラ

LA-EA3+SIGMA  17-50mm F2.8をα6400に装着

という事で実際にこの組み合わせで使ってみました。
まず取り付けるとシステム重要が1.1kgになりました。軽いけど重たい……

しかもα6400の浅いグリップにこの組み合わせはなかなかにキツイ。
という事で、smallrigのLブラケットを付けていい感じに。

ちなみにこの状態で重さが1.25kg。
ミラーレスとは……と自問自答しちゃいますね。

実際に使ってみた感想

それでは実際にα6400でLAEA3+SIGMA17-50mmf2.8を使ってみた感想をいくつか紹介したいと思います。

AFは精度・速度も良好で問題なく使える。

菜の花にもバッチリピントが合いました。

AFは問題なく使えます。精度もバッチリです。
速度に関してもα55とそんな大差ない感じですね。

ただ挙動はすこし違ってα55だとグーときてピタッとフォーカスが止まるのに対して、α6400はグッグッと段々と合焦していく印象です。

ちなみに精度に関してはα6400の方がダントツで良いです。どちらも同じ位相差AFですが像面にセンサーがあるのでピントがバッチリきてます。

しかもAFポイントが425点と画面全体にあるのでピント合わせがめちゃくちゃ楽です。

ファストハイブリッドAFやコントラストAFは使えない

という事でAFは問題なく使えたのですが、ファストハイブリッドAF(位相差AF+コントラストAF)は使えないみたいです。

α6400の場合は位相差AF固定となるみたいで、コントラストAFへの切り替えもできませんでした。
というかAFシステム切り替えの項目がメニューから消えてました。

α6500ではコントラストAFと位相差AFが選べたのですがその項目がゴッソリ無くなってます。

ちなみにα6500の場合はAFエリアによってコントラストAFと位相差AFを切り替える必要がありましたが、α6400は全てのフォーカスエリアが位相差AFで使えるようになったので逆に使い勝手は向上しています。

リアルタイムトラッキングや瞳AFも使えた

α6400の目玉機能のリアルタイムトラッキング瞳AFは普通に使えました。

特にリアルタイムトラッキング良く使う機能ですが、問題なく使えるので非常にありがたい。

奥の花にリアルタイムトラッキングでピントが合うのか試してみました。

奥の花にピントを合わせてリアルタイムトラッキングで多きく移動させても後ろの花にピッタリとピントがくるのでホント便利!

瞳AFに関しては使う機会が殆ど無いので、お試しで遊んでる程度ですがそれでもパッとピントがきてるのでポートレートなら普通に使えると思います。

AF-Cで使用するとフォーカス音が気になる。

このレンズは一応HSMですが、フォーカスリングが連動するタイプなのでギア音がします。
なのでAF-Cでリアルタイムトラッキングを使うとそこそこにガッチャガッチャ音がしてしまいますね。

なのであまり音を出せない環境なんかではすこし使いづらいかもしれません。

連射時のAF追従は秒間3コマまで

LA-EA3経由の場合、AF-C+連射LowまでがAF追従に対応となります。
なのでMidHiを使う場合は1コマ目のピント固定となってしまいますので注意です。

個人的にこのレンズで11連射する場面が想像つかないので、問題ありませんが気になる方は注意しておいた方が良いでしょう。

特にα77IIからの切り替え&動体を良く撮る人にとっては使いづらくなる可能性が高いです。

動画撮影時はMFに

動画機として運用しているユーザーにとってはこれが一番辛いと思います。
LA-EA3経由では動画撮影時はMFになってしまいます。

なんでや……メタボーンズやMC11は精度が悪いなりにも動作はするのにLA-EA3は動作すらしません。
ここらへんはもうちょっと頑張ってほしいですね。ファームウェアのアップデートで対応して欲しいです。

絞りがプレビューに反映されない

ミラーレスの特徴として実絞りのライブビューがあります、しかしLA-EA3経由の場合は開放測距となってしまうので実際の被写界深度を知る事ができません。

なのでカスタムボタンに絞りプレビューボタンを設定するか、撮影後に被写界深度の確認をする必要があります。

トコログはマクロレンズも使うので絞りプレビューのボタンをC2に割当しました。

まとめ:AFはかなり使えるが制限もあるので注意

という事で実際に使ってみたわけですが、基本的にAFは問題なく使えるのでかなり良い感じでした。
細かい部分で使えない機能があったりするので、その辺りはeマウントのネイティブレンズの方が良いなと感じる部分ですね。

しかしeマウントには標準ズームレンズのf2.8は無いので、そういったレンズが欲しい場合にLA-EA3+SIGMA17-50mm f2.8はかなりおすすめです。

今後SIGMAのレフ用レンズを使いたい場合はMC-11もおすすめです。
いつの間にかSIGMAもタムロンもaマウントレンズを作ってないのでMC-11の方が使える場面が多そうです。

もしくはソニーのDT-16-50mmf2.8の中古もかなり安くておすすめです。

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参考リンク 中古ソニー DT 16-50mm F2.8 SSM|カメラのキタムラ

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