どうも在宅ワーカーのトコログです。
みなさんテレワークには慣れたでしょうか?トコログは自宅でお仕事をしていますが、テレワークはしたことがないのでちょっぴり羨ましいです。
ところで自宅で仕事をしていると電気代って気になりませんか?
会社員時代の時は電気代なんて全く考えていませんでしたが、自宅で仕事をするようになると自分の懐具合に直結するのでかなりシビアに考えるようになりました。
しかも長期間ジワジワとボディブローのようにお金が無くなっていくので、気が付かないだけで年間では結構大きな金額になります。
ということで今回は在宅ワーカーのトコログが電気代対策について色々と紹介したいと思います。
在宅ワークの電気代で気をつけるのはPC、照明、冷暖房器具
在宅ワークで大きく電気代コストが掛かるのは
大体この3つだと思います。
長時間使うものなのでこの3つの電気代を抑えることでかなりの節約効果が期待できる。
ではそれぞれの機器でどうやって節約するのか紹介していきたいと思います。
PCってどれくらい電気代掛かるの?
まずパソコンの消費電力を見ていきましょう。
一般的には以下の様に言われている場合が多いです。
ということで基本的にはノートPCが有利となっています。
実際にトコログ所有のPCをワットチェッカーで計測してみると
結果としてはこの様になりました。
やはりノートPCの方が全体的に省エネルギー設計で電気代的にお得ですね。
ちなみに電気代として計算してみると以下の様な結果になります。
PCの種類 | デスクトップPC | ノートPC |
消費電力 | 90~130Wh | 30~50Wh |
1日の電気代(8h) | 約21.6円(100w) | 約8.64円(40w) |
一ヶ月の電気代(20日) | 約432円(100w) | 約172.8円(40w) |
一年間の電気代(245日) | 約5,292円(100w) | 約2,116.8円(40w) |
※電気代料金は1kWh=27円で計算しています。
以上の様な結果になりました。年間で見るとデスクトップPCの電気代は結構馬鹿にできませんね。
とはいえ電気代の為にデスクトップPCからノートPCに変えて効率が落ちても意味がないので、デスクトップPCでもできる節電方法を紹介したいと思います。
こちらが使用したワットチェッカーです。一家に一台あると便利ですよ。
液晶ディスプレイの輝度を下げる
まずやっておきたいのが、液晶ディスプレイの明るさの調整。
初期設定の液晶ディスプレイは明るさが最大の場合が多く、この状態では電気代とは別に目にもよくありません。
適正な明るさに下げることで目の疲労対策と節電効果が望めます。
輝度調整のコツは白い紙とディスプレイと比べて同じ様な明るさになるよう設定するといいでしょう。
最近では自動調光機能などに対応した機種もあるので一度調べてみてください。
参考 【保存版】ディスプレイの疲れ目対策”10選” | EIZO株式会社
ちなみにトコログの使っているディスプレイを輝度を最大にすると37wの消費電力がありましたが、輝度を適正にすることで20wまで下がりました。
離席中はディスプレイを消すorスリープ
席を外す際にPCはそのままって場合結構ありませんか?
しかしPCを触ってもいないのに100w近い電力を消費しているって考えると結構勿体ないですよね。
そこで利用したいのがスリープ機能!
スリープ時はなんと消費電力が1w以下に抑えられます。
ということで長時間席を外す時はPCをスリープモードに入れることで大きく節約することが可能。
とはいえつい癖でスリープにするのを忘れるという方は、電源の設定から自動スリープになる時間を短めに設定しておくと良いでしょう。
5~10分程度に設定しておくだけでも1時間の離席で50~55分は節電することが可能です。
照明にかかる電気代ってどれくらい?
次に意外と電気代の割合をしめている室内照明です。
特に部屋全体を照らすシーリングライトはそれなりの電力を消費しています。
ではシーリングライトがどれくらいの電力を消費しているかを見てみましょう。
参考 あかりでできる節電シミュレーション | 電球/蛍光灯 | Panasonic
以上の様に意外とシーリングライトは電気代が掛かっています。
特に蛍光灯タイプはLEDと比べて4~6割程度も消費電力が多い。これを電気代で計算してみると以下の表の様になります。
PCの種類 | 蛍光灯12畳 | LED12畳 | 蛍光灯8畳 | LED8畳 |
消費電力 | 89Wh | 34Wh | 62Wh | 26Wh |
1日の電気代(8h) | 約19.2円 | 約7.3円 | 約13.3円 | 約5.6円 |
一ヶ月の電気代(20日) | 約384.4円 | 約146.8円 | 約267.8円 | 約112.3円 |
一年間の電気代(245日) | 約4,709円 | 約1,799円 | 約3,281円 | 約1,375円 |
こうして比較してみるとLEDシリーングのランニングコストが良さがわかりますね。
12畳用の場合は年間で2,910円も節約が可能。さらに夜間も使うとなると影響はもっと大きいです。
ということで蛍光灯タイプのシーリングライトを使っている場合は、LEDに変更することでかなり節約効果が期待できます。しかもLEDは長寿命なので蛍光灯の交換コストも考えるとさらにお得!
太陽光なら0円!
先程はLEDがめちゃくちゃお得!という事を書きましたが更にお得な光源があります。
それは太陽光!
太陽光なら日中なら使いたい放題でしかも無料という最強の光源です。
とはいえ天気によって大きく影響されますし、季節や日当たり次第なところもあります。
とはいえ太陽光を上手く取り入れ、部分的にデスクライトなどで補うことで明るい環境を作り出すことが可能。
ちなみにオススメのデスクライトはBenQのスクリーンバーです。設置が簡単で使い勝手が抜群。
太陽光+スクリーンバーなら消費電力は5Wという超省エネ照明の完成。
エアコンの電気代は?節約方法は?
電気代の王様といえばエアコン!
これから段々と暑くなってきますしテレワークでどれくらい電気代掛かっちゃうのか心配ですよね!
とはいえ電気代をケチって作業スピードが下がったり効率が落ちては元も子もないですし、熱中症になってしまっては大変。
という事でできる範囲の節約を心掛けるようにすると良いでしょう。
ちなみにエアコンの電気代に関しては気温や、部屋の広さ、使用環境によって大きく変化するのでコレと言って数値を表せないのがなんとももどかしいです。
ちなみに昨年トコログが新しいエアコンを切り替えた際にワットチェッカーで一応計測しておいた数値を載せておきたいと思います。部屋は木造6畳の部屋で28度設定で2019年(冷夏)に計測しています。
年代 | 1991年製(7月15~30日計測) | 2019年製(8月1~30日計測) |
1日の電気代 | 57円 | 28円 |
30日間の電気代 | 約1710円 | 約840円 |
という結果になっています。
7月と8月で計測したのに最新エアコンの方がかなり安くてびっくりです。
ということで、エアコンが古い場合は買い替えをするとかなり安くなるのでおすすめです。
簡単なエアコンの節約方法
エアコンが古い場合は買い替えることでかなりの節約効果が期待できますが、既に新しいエアコンをいれている人は他にやることがないのか?
いえいえまだまだ節約ポイントはあります。
エアコンの節約ではこれらが効果的です。
特に日差しを遮るのは他の方法と比べ一度設置してしまえば、特に意識する必要がないのでかなりオススメです。
トコログは同じ遮光ネットベランダに設置してますが結構いい感じです。2シーズン使いましたがネットもまだ綺麗で今年も使えそう。1000円程度でこれほど使えるとなるとかなりコストパフォーマンスが良いのではないでしょうか。
ちなみにエアコンの節約方法について詳しく知りたい方はダイキンの情報がオススメです。
参考 家庭用エアコン節電情報 | エアコン節電情報 | ダイキン工業株式会社
あと扇風機やサーキュレーターで部屋の空気を循環してあげると、足冷え対策なるのでおすすめです。
まとめ
ということで今回はテレワークでできる節電方法をいくつか紹介してみました。
基本的なことですが、こういった小さな積み重ねで少しずつ電気代が抑えられます。
とはいえ節電が目的になって効率が落ちるのも良くないので、その辺りのバランスをしっかりと考えて節電を試してみてはいかがでしょうか?
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