今までパソコンで作業する時に、パイプ椅子を使っていたのですが、さすがに腰や肩に対して疲れを感じるようになり新しい椅子を購入しました。
今回購入したのゲーミングチェアという海外や国内のゲーマーの方に人気の椅子を購入してみました。
パイプ椅子での作業は効率が悪すぎた
今まで使っていた椅子は写真にあるパイプ椅子です。
申し訳程度にクッションを敷いて使っておりました。
この椅子自体は悪くないのですが、長時間パソコンに向かって作業をするには向いてませんでした。
パイプ椅子で作業すると1時間くらいで肩がこってきて数時間後には腰にもダメージがきて、最終的に全身ダルくなるので注意です。
PC用チェアはピンきり!良い物を選ぼう
さすがにパイプ椅子は体に悪いという事で、色々と椅子探してみました。
トコログの前職はDTP系という事で、職場なんかではそれなりにいい椅子を使っていました。
基本的には一脚2万円~の椅子で、やはり良いチェアは長時間作業に快適でした。
実際にオフィスで使われているメーカー
私が以前働いていた職場ではPLUSやITOKIなどのオフィスチェアが使わていました。
特に制作系のスタッフは少し高い価格帯のチェアが支給されました。さらに課長や役職が付くクラスだとエルゴヒューマンやアーロンチェアなどの高級椅子を使っている人もいました。
やはりいい椅子を使うと生産性が変わるので拘りたいポイントですね。
今ならゲーミングチェアがいいかも!?
オフィスチェアは1万円台でもかなりいい商品が多いですが、機能面で見るとシンプルすぎて少し物足りない感じがします。
そこで今熱いのがゲーミングチェアです。
e-sportsのチームが使っているモデルがあるくらい賑わってますね。
ゲーミングチェアとは?
ゲーミングチェアとはその名の通りゲームをする時に最適な椅子。
ちなみにゲームとは言っても一般的な家庭用ゲームではなくPCを使ったゲームの話なので、PCで作業をする人にとってもオススメです。
昨今ではe-sportsはPC用ゲームを使ったプロのスポーツ。。
つまりプロが使う椅子という事で機能面もかなり豊富でかなりいい感じの商品が多いです。
オススメのゲーミングチェアの紹介もしています。
E-WIN製のゲーミングチェアを買った理由
ゲーミングチェア業界ではE-WINというメーカーは日本ではすこしマイナーなメーカーです。
公式サイトもEU向けとアメリカ向けのサイトしかありませんでした。
※2018年1月追記 日本語版の公式サイトもできました!
ゲーミングチェアといえばDXRACERとAKRACINGが2大ブランドとして確立してます。
DXRACERはあの有名な有名なプロゲーミングチームのDetonatioNなどが使っていますね。Amazonでもベストセラー1位はDXRACERです。
AKRACINGも人気で、最近だとモンストスタジアムの大会モンストグランプリの公式チェアとして使われていたりと国内で人気があります。
コスパが良いE-WIN
そんなわけで普通ならDXRACERかAKRACINGを選択すればいいのですが、AmazonでE-WINの商品はなんと2万円台前半と値段がかなり安いです。
もう少し予算をだせばDXRACERのファブリックタイプの物が買えるのですがE-WINはPUレザーと1ランク上のクラスの商品です。
それでいて機能も両社に引けを取らないスペックだったので購入することにしました。
AKRACINGのPUレザーは4万円とかなり高額……そんなわけでE-WINの製品を購入しました!
E-WIN ゲーミングチェア CL-BG1C
今回はE-WIN ゲーミングチェア CL-BG1Cのグレーのモデルを購入しました。
私は体型が細めなので横幅が標準的な広さの物を選択しましたが、ガタイがいい方には幅の広いFLシリーズが良いかもしれませんね。
参考程度にトコログの身長・体重は170cm・55kgとなっております。
これでも横幅は余裕があって、Amazonのレビューなんかにある包まれる感覚はあまり感じなかったです。
E-WIN ゲーミングチェア CL-BG1Cのスペック
商品名 | E-WIN ゲーミングチェア CL-BG1C |
背もたれ幅 | 53cm |
奥行 | 56cm |
背もたれ高さ | 84cm |
座面高さ | 42~52cm |
背もたれの角度 | 85度~155度まで8段階 |
ロッキング | +15度 |
材質 | 合成皮革PU(シート表面)、 ポリウレタン(シート内材)、 鋼材(フレーム、シリンダー、ホイールベース)、 プラスチック(シリンダーカバー) |
最大荷重 | 150kg |
本体重量 | 25.4kg |
本体重量が25.4kgと結構重いのがゲーミングチェアの特徴です。
一般的なオフィスチェアはこれより10kgくらい軽いです。
しかし重い分作りや素材がしっかりとしていて安定感があります。
逆にゲーミングチェアで15kgの商品はオフィスチェアをすこし弄った商品が多いので注意しましょう。
それとこの価格帯で合成皮革PUを表面素材として使っているのは素晴らしいですね。
外観チェック
パッと見た感じはスポーツカーなんかに使われているセミバケットシートに似た形状になってますね。
表面の素材はPUレザーでファブリックタイプと比較するとすこし高級感があります。
バケットシートやセミバケットシートなんかはホールド性や椅子自体の剛性が高く安定しているので長時間運転で疲れにくいなんてメリットもあるみたいですよ。
肘置きが上下に伸縮
肘置きは上下に伸縮するので机の高さに合わせて調整する事ができます。
アームレストがあるとPCでの入力作業やマウス操作時に掛かる肩の負担が軽減されるので、肩凝りに悩んでいる人にとってはありがたい機能です。
特にゲーミングチェアの肘置きはちゃんと作業することを考慮して作ってあるのがいいですね。
オフィスチェアの肘置きはあまり意味を成してない商品も多いですから……
アームレストを下げれば机の下に潜り込む事もできます。
ちゃんと机に椅子を仕舞えるのは掃除をする場合なんかには便利です。
ゲーミングチェアはリクライニングができちゃう!
ゲーミングチェアの最大の特徴ではないでしょうか?
なんと背もたれをバッタンと倒す事ができます。
オフィスチェアにはロッキング機能はあってもリクライニング機能がない商品が多いです。
しかしこのリクライニング機能はとても便利で疲れた時や、集中したい時など角度を調整してあげるととっても便利です。
私はのんびりネットサーフィンや動画を見る時は少し倒してリラックス。
逆にブログの記事を書いたり、ガチでゲームをやっている時は垂直に近い形にして集中モード。
そんな感じで使い分けをしています。
ロッキングや昇降機能もあります
椅子の下にレバーがあるのでそれを上に引くと昇降する事ができます。座面の高さは42~52cmまで昇降できます。
ロッキングは昇降レバーを左右に動かしてオン・オフする事ができます。角度は背面に15度傾ける事ができます。前傾には傾むきません。
このロッキング機能は椅子自体がかなり剛性があるのか私の体重ではビクリとも動きませんでした。
しかし写真の筒みたいなのを回すことでロッキングの硬さをある程度調整する事ができました。
ランバサポートやヘッドレストが付属
ゲーミングチェアには大体ランバサポート(腰当て)やヘッドレストが付属しています。
ランバサポートを上手く使うといい感じに体を前傾させる事ができます。
ヘッドレストは背もたれに頭まで預ける時に首周りをいい感じでフィットしてくれます。
なのですこし疲れてリラックスモードの時にあるといい感じでした。
トコログ的にはランバサポートもヘッドレストもかなり有用でしたが、ランバサポートが邪魔という人も結構多いみたいです。
ちなみにランバサポートやヘッドレストは背面で止めてあるだけなので簡単に外せます。
ロックを外せば簡単に外れるようになってます。DXRACERの複雑機構と比べて簡単です。
ウレタンキャスターで床に優しい
キャスターは床に優しいウレタンキャスターが使われています。
一般的なキャスターはプラスチックで出来ていてとても硬く傷が出来やすです。
しかしウレタンキャスターは柔らかくフローリングに傷をつけにくいです。
キャスターを転がしたときの感覚も独特でヌルっとした感触です。音も出にくいので賃貸で使うにはかなりいいキャスターとなってます。
それでも完全に傷がつかないという物ではないので、気になる場合はマットを敷くといいでしょう。
※追記
板張りフローリングに引越しましたが音が気になったのでチェアマットを導入しました。
詳しくは上の記事に書いてあります。
組み立てはとても簡単!
商品重量が25kgもあり組み立て式ということで結構たいへんかなと思ったのですが、実際に組み立ててみると思った以上に簡単でした。
時間にすると10分~15分くらいで作れたと思います。
むしろ巨大なダンボールを処分する方が大変でした。
実際の組み立て方などYouTubeに公式が上げているものがあるのでそれを参考にするといいでしょう。
DXRACERと比べると最初からある程度組み上がっているのでかなり簡単です。
主な作業は足にキャスターを付けるのと、バックレストと座面を六角ネジで固定し、座面に足とつなげるブラケットをつければほぼ完成でした。
付属品はスペアパーツのネジ類が1本多めに入っていたり、作業用の手袋がついてたりとなかなか好印象です。
実際に座ってみた感じは?
機能面は豊富で素晴らしいのですが感じの座り心地はどうだったのか?
簡単に言えばめちゃくちゃ良かったです。
正直DXRACERやAKRACINGの椅子と遜色ない座り心地でした。秋葉原のお店で2社のチェアは試座済み。
座面のクッション面がかなり分厚く、座り心地はとてもいいです。
高密度ウレタンフォームを使用とのことでヘタリにくいのでは思っております。
他にも肘置きやリクライニング機能で微調整を色々とできるのがとても便利です。
3ヶ月使用してみた感想も記事にしてありますので参考にどうぞ
E-WINゲーミングチェアのデメリット?
という訳でゲーミングチェアを使ってみてかなり好印象だったのですが、いくつか気になる事もあったので紹介したいと思います。
重たく大きいので移動させにくい
普通のオフィスチェアが10kg~15kgくらいに対して、ゲーミングチェアは25kg前後あります。なので引っ越しの時などにはかなり大変なのでは?と思いました。
そして幅が広いのでドアを通って移動するにはかなり不便でした。コレばかりはしょうが無いとは思いますが。
リクライニングがガチャガチャとうるさい
リクライニング機能はとてもいいのですが、うまいこと操作しないとガチャン!と大きい音を立ててしまいます。夜中など結構気をつかいます。
アームレストが前後左右に調整できない
最近のゲーミングチェアでは一般的な機能になってきた3Dアームレストが増えてきました。
肘置を前後や左右の角度を調整することでタイピングのポジションなどをいい感じに調整する事ができます。
個人的にはキーボードを打つ時に右手側のアームレストを内側に若干寄せて使いたいと感じる場面があるので、この3Dアームレスト調整はかなりうらやましい機能です。
まさかの2018年版のチェアには3D調整が可能に!
それでもこの価格で上下するアームレストがついているだけ優秀と思っていたのですが、新しく発売されているE-winのチェアでまさかの3Dアームレスト調整が可能に!
こちらの商品は2018年モデルということで、現在私が使っているタイプのものと比べ幾つか機能が進化しています。
※なんと3Dアームレストだけ単品で買うことが可能でした!
こちらの記事に詳しく書いてあります。
PUレーザーなので蒸れる?
長時間の作業するにはかなりいいゲーミングチェアなのですが、PUレーザーなのでお尻や太ももが蒸れやすいです。
この辺は季節や環境に影響すると思いますが蒸れるので、気になる方は通気性のいいシートクッションを引くといいと思います。
まとめ
今回E-WINのゲーミングチェアを購入してみました。
想像以上に座り心地と機能性が高くてかなりいい買い物をしました。
長時間作業と相性の良いチェアでした。
逆に快適すぎて逆にリラックスしすぎる場合もあったりしますがホントに疲れなどを軽減しいるのでありがたいですね。
今後使っていてヘタレ具合などわかったことがあったら、また記事にしたいと思います。
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